The Bicycle Wheel

 本日の商品紹介

今回のは自転車のホイールについての書籍、こちらもズバリな題名で「The Bicycle Wheel」。1981年にアメリカで発行された書籍です。


同書は3章立てでホイールについて述べられています。第1章はスポークホイールに関する理論として、ホイールの負荷、強度、構成部品、組立設計などについて記述されています。


第2章は、ホイールの組み立てと修理について、第3章はホイールに関する数式が紹介されています。
ホイールの組み立てについては、図版入りで解りやすい内容となっています。


最近のホイールは、完組みといわれるメーカーで組み上げられたものがほとんどです。しかし、一部にはハブ、リム、スポークをショップや自身で組み上げる手組みホイールも多く使用されています。競輪は一部を除き、NJSで定められた手組みホイールが使用されています。

手組ホイールの魅力は、なんといっても自分好みのパーツを使用して組み立てられることです。オールドパーツ等、ハブ、リム、スポークに好みのメーカーのものを用いる。また、ある程度の範囲では、ホイールの強度や乗り心地を組み方によって調整することができます。

手組みでホイールを組む際には、同書のような理論と実技に関する参考書があると心強いのではないでしょうか。


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