ビアンキ クラシックロード

 週末は、店内にクラシックロードを展示しました。1950年代のビアンキです。

サイズは、フレームサイズ565mm、トップ565mmとスクエアなっています。

アッセンブルしてあるディレイラー、グランスポルトは、カンビオ工房さん発行のカンパ本と照らし合わせると、60年頃のモデルのようですが、このビアンキは以前レストアされているということだったので、その際に取り付けられたものと思います。前後変速機の年代は同じようです。フリーは14-24の5段です。

BBの右ワンには、「1952」と刻印されていますので、おそらく1952年に生産されたものと思われます。

コッタードの鉄クランクには、センターに「B」マークが、クランクアームには「Bianchi」と刻印があります。フロントギアは、49-46のダブルです。

ブレーキキャリパーは、ユニバーサルのサイドプルで、レバーもユニバーサルです。ホイールは前32H、後40Hとオールドスタイルです。ハブとリムの銘柄確認は忘れておりました。

このビアンキは、2018年に草津で開催されたエロイカジャパンに参加。ミドルコースをノントラブルで完走しております。変速機が後の世代のより堅牢なものになっていること。ブレーキシューは安全性向上の為、現在のものに交換されていることが寄与しているものと思われます。

当時のオリジナリティを残しつつ、耐久性・安全性を向上しているこのビアンキならば、クラシックロードイベントに即参加可能でしょう。
あとは、イベントが開催できる状況になってくれるのを待つのみですね。

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