ただマイヨ・ジョーヌのためでなく
本日の1冊
今回取り上げるのは、ランス・アームストロングに関する1冊です。題名は「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」となっておりますが、内容は自転車レースのことというよりも闘病記といったほうがふさわしいと思います。
第1章 二人の僕
第2章 スタートライン
第3章 一人では勝てない
第4章 悪い知らせ
第5章 癌との対話
第6章 化学療法との闘い
第7章 キーク
第8章 真の復活
第9章 ツール・ド・フランス
第10章 シリアル・ボックス
各章の題名を見ても、自転車を想起させるのは第9章くらいです。このことからも、同書が自転車で成功したことよりも、癌からの生還に焦点が当てられていることがうかがえます。
ランス・アームストロングは自転車レースで輝かしい戦績を残したものの、薬物使用によりそのタイトルははく奪されました。スポーツ選手としては、決して許されるべきものではありません。一方で癌と闘い、生還したという事実は間違いないことだと思います。
ランス・アームストロングという人物に興味がある方は、お読みになってもよいのではないかと思います。
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