新型スカイラインのすべて

 本日の1冊

今回は「新型スカイラインのすべて」を取り上げます。

同書はすべてシリーズといわれるモーターファンの1981年10月別冊として発行されたニューモデル速報の第5弾です。すべてシリーズは、現在も発行が続いている人気シリーズ。復刻版も出たりしていますが、同書は1981年に発行された当時のオリジナル版になります。

スカイラインは、プリンス自動車から日産自動車に引き継がれ、その名が現在も続くモデルです。過去モデルでは旧車ファンに人気のハコスカやケンメリがあります。そして、現在は別車種の扱いですが「GT-R」といえばスカイラインでした。

この「新型スカイラインのすべて」で取り上げているR30型はGT-Rが途切れていた時期のモデルで、発売当初はL型6気筒エンジンを搭載したGT系と、Z型4気筒のTI系でした。

発売当初、スポーツ度ではやや物足りない感があったR30型ですが、バリエーションは豊富で、ボディは2ドアハードトップや4ドアセダンはもちろん、5ドアハッチバックも初登場。同書には取り上げられていませんが、数か月遅れで商用のライトバンまでラインアップされました。

スカイラインの歴史上、最もボディバリエーションの豊富だった6代目スカイライン。この「新型スカイラインのすべて」には、今では入手困難になっている希少なモデルやグレードの情報が掲載されていると思われます。スカイラインファン、特に歴代モデルを追い続けているスカイライン歴史ファンには入手必須の1冊といえるのではないでしょうか。

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