ホンダ・シティのすべて
本日の1冊
今回は「ホンダ・シティのすべて」を取り上げます。
ニューモデル速報第10弾となる同書は1981年12月発行で、ホンダから発売された新型車シティを紹介しています。ホンダ・シティはトールボーイデザインと1.2リッターエンジンを搭載した今までのホンダに無かった新しいクラス。現在のホンダでいえば、フィットの先祖といえるクルマです。シティは、マッドネスの歌にのった当時のCMも特徴的で、一世を風靡しました。
さらに、シティにはモトコンポという原付バイクがオプション的位置づけで用意されました。モトコンポは、ハンドルとシートを折り畳むと、シティのラゲッジスペースにぴったり収納できるように作られていました。
あれだけ売れたシティも、今では街で見かけることがとんと無くなってしまいました。日本のコンパクトカー史上では、エポックメイキングなクルマといえるシティ。巻末には縮刷版カタログが収められており、モトコンポやシティの4ナンバーモデル「シティ・プロ」の情報も載っています。
「ホンダ・シティのすべて」は、現シティオーナーやシティファンに持っていただきたい1冊です。
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