マウンテンバイクカスタムファイル
本日の1冊
今回は「マウンテンバイクカスタムファイル」を取り上げます。
同書はMTBのカスタムマニュアルとして1995年に発行されたものです。カスタム本ですので、当時のマスプロ車は出てこず、カスタムパーツや日米のMTBフレームビルダーの紹介が主な内容となています。
この頃はMTBも変革の時期にあったようで、リジッドサスとキャリパーブレーキのマウンテンバイクに後付けのディスクブレーキシステムやフロントサスがパーツとして紹介されているのは興味深い点です。
一風変わったところでは、三菱の十字号が紹介されているページがあることです。MTBとは直接ないと思うのですが、最近は十字号も一部で人気が出てきているようですので、興味を引かれる記事です。
現在のマウンテンバイクは、オートバイと見まがうばかりのフルサスが当たり前のようですが、「マウンテンバイクカスタムファイル」で紹介されているMTBはクロモリフレームで組まれた細身のものも登場します。
近頃はMTBの世界もロードの世界と同様、クラシックスタイルが再び注目されてきているようです。同書をみれば当時のMTBレストア、特にモデファイドレストアを行おうとしている方には良い資料となることでしょう。
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