OPEL100
本日の1冊
今回は「OPEL100」を取り上げます。
同書は、オペルの100年史として1999年に発行されたものです。発行は日本ですが、編集はオペルジャパン、また巻末にはアダムオペル社副会長のあいさつ文が掲載されていますので、アダムオペル社の公式な社史といってよいでしょう。
自転車製造業を営んでいたオペル5兄弟が自動車製造業を始めた1899年から1999年までの歴史を当時の写真とともに紹介しています。また、サイドストーリーとしてデザインやアート、開発・テストやモータースポーツとの関りなどが記されています。
日本では、あまり知られておらずマイナーブランドの感が強いオペルですが、実は歴史のある老舗メーカーです。特に黎明期の歴史については、本国の出先機関であるオペルジャパンによる編集ですから、日本のいち出版社が編集したものに比べると入手困難な貴重な資料や写真が掲載されている可能性もあるでしょう。
オペルファンにとっては、公式社史といってよい「OPEL100」は是非とも手に入れておきたい1冊ではないでしょうか。
コメント
コメントを投稿