ヒルクライマー
本日の1冊
今回は「ヒルクライマー」を取り上げます。
同書は2009年に発行された、自転車のヒルクライムを題材に書かれたフィクションです。
物語の中心人物二人は、自転車とは縁がなかったけれどもあることをきっかけにヒルクライムに目覚め、トップアマになっていきます。物語はフィクションですが、登場する練習コース等は東京・神奈川周辺にある実在の峠等が登場してきます。この地域をベースに走っているサイクリストであれば、読めばどのコースかが頭に浮かんでくるのではないでしょうか。
サイクリスト、特にローディにとっては誰でも経験があるヒルクライムだと思いますが、一般にはロードレースほどには認知されていないと思います。特に、なぜ上り坂だけを走るのかといったことはなかなか理解できないでしょう。
「ヒルクライマー」は、レジャーサイクリングを楽しまれている方、また上り坂を好まないサイクリストに方にとっては、坂バカといわれる人々の心情を理解する一助になる1冊ではないかと思います。
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