七つの自転車の旅

 本日の1冊

今回は「七つの自転車の旅」を取り上げます。

「七つの自転車の旅」は、小説家・エッセイストであり、サイクリストでもある著者が自身の自転車旅を元に綴った紀行文で、2008年に発行されました。

旅先は章ごとに七か所あります。各章の題名は「北上の光」「津軽から秋田へ」「バリオスと北陸」「走れなかった自転車の旅」「白馬と糸魚川」「大平街道再び」「しまなみの幻想」となっています。

本としてまとめられる自転車旅行というと、世界1周等の壮大なアドベンチャーサイクリングが多いと思います。数泊程度の小さな旅、それも国内の旅となると雑誌に掲載されることはあっても、1冊の本としてまとめられるのは少ないのではないかと思います。

「七つの自転車の旅」はその数少ない国内小旅行をまとめた書として、貴重な紀行文集だと思います。

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