ニューサイクリング 1998年1月号(No.403)

 本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1998年1月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1998年1月号は、通巻403号です。

カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」コーナーで取り上げられている、トロンシェ・ランドヌーズです。

403号の記事を目次で見ると

12 新春エッセイ 峠

52 リリー・エルスとジャン・デュボア訪問

58 My Favorite Bicycle

64 NCクラブハウス

66 モノディスプレイ

67 情報通

となっています。

主な記事を紹介しますと、

「新春エッセイ」はこの時期のニューサイ恒例の1月号の特集で、1998年のお題は「峠」でした。23篇のエッセイが掲載されており、投稿者には「浅麓堂」の中堀剛氏、「オオマエジムショ」の大前仁氏、「長谷川自転車商会」の長谷川弘氏等が名を連ねています。

「リリー・エルスとジャン・デュボア訪問」はルネ・エルスの店を閉じてから11年、筆者がリリーとジャンの近況をニューサイ読者に伝えるべく渡仏し、二人の自宅を訪れた時の様子が綴られています。

「My Favorite Bicycle」は、新田眞志氏が主宰するアトリエ・トロンシェのランドナーで、オーナーは女性の方です。女性用というとミキストを思い浮かべますが、紹介されているとトロンシェはホリゾンタルのダイヤモンドフレーム。さらに、フレーム製作は東叡社ということで、この自転車はトロンシェとトーエイのダブルネームになっています。

「NCクラブハウス」は各地のサイクリング・レーシングクラブを紹介するコーナーで、今号では「大師サイクリングクラブ」「京浜ピストクラブ」「フォーバレー」が紹介されています。

1998年1月号の裏表紙広告はシマノ・アルテグラでした。

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