ガッデム 第1巻
本日の1冊
今回は「ガッデム 第1巻」を取り上げます。
「ガッデム」は主人公の轟源が世界ラリー選手権(WRC)を舞台に架空の日本チームからWRCにエントリーするストーリーで、コミック第1巻は1989年に発行されています。
轟源は、日本の商社がスポンサードするチームからサファリラリーにエントリーしたものの、1戦の参加のみでチームは解散。しかし、以降はサファリで出会った日本のメーカーチーム三沢自動車にナビゲーターのロブ・ロウとともに雇われることに。
参加するラリーは実際のラリーとなっていますが、ストーリー自体はフィクションとなっています。また、物語はラリーフィールドでの戦いとともに、チーム内などのインサイドストーリーも絡めながら進んでいきます。
「ガッデム」はラリーをハードとソフトの両面から描いている作品といえます。コミックスは第1巻から5巻までとなっています。物語に登場するラリー参戦も、全戦ではなく数戦にとどまっています。比較的短い作品ですが、ノンフィクションと違った漫画ならではの目で見るストーリーがラリーファン、モータースポーツファンを楽しませてくれることでしょう。
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