ニューサイクリング 2000年11月号(No.438)

 本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 2000年11月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの2000年11月号は、通巻438号です。

カラーの口絵は、「私のスペシャルメイド」「シマノ・ティアグラの新製品」「ショップ探訪8」です。

438号の記事を目次で見ると、

12 シティユースタイプサイクル

20 体験レポート

24 私のスペシャルメイド

32 新機能の自転車「SDV」

38 対談・ちょっとおしゃべりしましょう

52 私の道楽始末記

58 北海道一周の想い出

60 岐阜県境を走る

64 杠聡デジタルイラストレーション作品展

68 モノディスプレイ

71 国際自転車歴史会議報告

72 情報通

となっています。

主な記事を紹介すると、

「シティユースタイプサイクル」は、前月号で今井編集長が考案したシティモデル「ペイサージ」の発表を受け、その詳細な仕様を紹介。そして、メーカー各社のシティサイクルへの取組みの現状を製品とともに取り上げています。

「体験レポート」は、9月号の新製品ガイドで紹介された「haraオリジナルバー」を実際に取り付け、使用してみたレポートです。

「私のスペシャルメイド」は3台のトーエイです。車種は、グランツーリズム、スポルティーフ、ランドナーで、何れも舶来クラシック部品の付いた、オーナー曰く「東叡社コテコテシリーズ」と称する自転車です。ここでは、自転車に関する詳細な説明などは少なく、アセンブルパーツのリストが掲載されている程度です。かわりに、印象的なのは全体のプロポーションに大きく影響する、例えばガードの取り付けやアウターの長さなど、組付けのセンスの一致不一致について述べている点です。

「新機能の自転車「SDV」」は、4月号で紹介したSDVのその後を追ったもので、今号では新たに完成したレーサー仕様とシティスポーツ仕様の各車を詳報しています。

「対談・ちょっとおしゃべりしましょう」は、毎回ゲストを迎えて今井編集長と対談する企画です。第3回目は堀田宏明氏で、「旅」をテーマにして旅に関する様々なことを語り合っています。

「私の道楽始末記」は、今井彬彦編集長の黄昏随想シリーズで、今号では自転車とそれ以外の編集長の遊びの思い出を綴ったものです。

「北海道一周の想い出」「岐阜県境を走る」は、サイクリングでの思い出、ツーリングレポートです。

「杠聡デジタルイラストレーション作品展」は、長野の上田市で作品展を開いた、イラストレーターでサイクリストでもある「杠聡(ゆずりは さとし)」さんを紹介しています。

「国際自転車歴史会議報告」は、シマノ社内で開催された「第11回国際自転車歴史会議」のレポートです。つい最近、2022年12月に「東京自転車歴史フォーラム」の第1回が開催されたようですので、自転車の歴史研究・発表という活動は現在も続けられているようです。

2000年11月号の裏表紙広告は、シマノ・ニュー・ホイールセットでした。

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