ニューサイクリング 1991年1月号(No319)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1991年1月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1991年1月号は、通巻319号です。

カラーの口絵は、「美・Bicycle Tune」「ポスター」「魔物」「自転車展」です。

319号の目次をページ順に追うと、

 24 美・Bicycle Tune

 44 市川雅敏 VS したらじゅん子

 52 NC道案内

 60 私をとらえる魔物について

 73 塩原・尾頭峠

 80 情けない話(4)

 84 ヘレラの国からブェノス・ディアス

 86 テスティングギヤリポート

 88 東京国際自転車展

 92 91ニューモデル

 99 モノディスプレイ

100 自転車考 閑話休題 世界選手権

102 NCクラブハウス Bicycle Club ORION

104 NCエイドステーション

106 90~91 シクロクロスミーティング

107 RE-EX ATB FESTA 90

108 NC情報通

110 My wayside 火明かり

となっています。

主な記事を紹介すると、

「美・Bicycle Tune」は、女性サイクリストに焦点を当てた1991年のニューサイクリング年間テーマで今月号の特集です。その一つは4人の女性が綴るエッセイで、「中野浩一とミカエル・ヒューブナー」「バースデイ・イヴのサンタクロース」「心から楽しめるバイシクルレースを」「元気な私のサイコー度」の4題です。もう一つは、八ヶ岳サイクルマラソンを取材した女性編集部員によるレポートと、前年に同イベントで骨折事故を起こした女性参加者へのインタビュー記事です。

「市川雅敏 VS したらじゅん子」は、当時TVレポーターとして活躍していたしたらじゅん子氏によるプロロードレーサー市川雅敏選手との対談です。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回のコースは、愛知県の本坂峠・石巻尾根を紹介しています。

「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はラバネロのクルスルートです。解説文では、オーナーの自転車を始めたきっかけやその他の趣味のことなどを綴っています。自転車とそのディテールについては、14点の写真とその解説文で知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「輪行用ロードモデル」となっています。

「塩原・尾頭峠」は、塩原から会津への峠越えサイクリング紀行です。

「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は「八ヶ岳シンドローム」と題して、参加車両の整備不良特にクイックレリーズの締め付け不足が半数近くに及んでいた驚きを綴っています。

「ヘレラの国からブェノス・ディアス」は、コロンビアに長期滞在することとなった筆者によるコロンビア自転車レース事情をレポートするシリーズです。今回は、コロンビア風の登りの走り方とアンデス流コーヒーの入れ方を紹介しています。

「NCテスティングギヤリポート」は、MBK(モトベカン)のロードレーサー「C870」の製品紹介と試乗レポートです。

(注)目次ページでは「テスティングギヤリポート」となっていますが、本文のタイトルは「NCテスティングギヤリポート」となっています。

「東京国際自転車展」は、晴海国際見本市会場で開催されたサイクルショーの取材レポートです。

「91ニューモデル」は、センチュリオン、ゲーリー・フィッシャー、ヘッド、GT、トム・リッチーのATB各新モデルやオリジナルパーツを紹介しています。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号では、アラヤの超軽量ATBリム「RM-14」「RM-400プロ」、三連勝「ゲルグリップ」等が紹介されています。

「自転車考 自転車と人との付き合いを考えてみよう」は、自転車技術研究所の所長を務めた筆者による、自転車をどのようにして育てていくべきかということを筆者の視点から述べた連載です。今回は前回から続く世界選手権に寄せた文、ロードレースに関した解説を掲載しています。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「Bicycle Club ORION」から記事が寄せられています。

「NCエイドステーション」は、読者からの投稿による、剣抜大洞林道を再訪した実走レポートが掲載されています。

「90~91 シクロクロスミーティング」は、岡谷で行われたシクロクロスミーティング第1戦の編集部員による参戦記です。

「RE-EX ATB FESTA 90」は、小海リゾートシティ・リエックスで開催されたATBレースのレポートです。

「My wayside」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「火明かり」です。

1991年1月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「ワイルドウエスト」でした。

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