ニューサイクリング 1991年4月号(No322)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1991年4月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1991年4月号は、通巻322号です。
カラーの口絵は、「美・Bicycle Tune」「魔物について」です。
322号の目次をページ順に追うと、
22 女性のための間違いのない自転車選び
30 恥ずかしながら私、4年目のビギナーなのです
32 対談 したら・じゅん子 VS 加藤一
38 私のアメリカン・バイシクルレース
42 私をとらえる魔物について
54 メカニック イン USA
60 NC道案内
68 情けない話(7)
72 原石の旅立ち
76 陸中一人旅
84 出羽を巡る峠たち
92 My wayside 眞熊野の船
93 テスティングギヤリポート
99 モノディスプレイ
102 NCクラブハウス フレンド・レオパード
104 NCエイドステーション
109 NC情報通
となっています。
なお、目次には出ていませんが、カラーの口絵には「NC道案内」も掲載されています。
主な記事を紹介すると、
「女性のための間違いのない自転車選び」は、女性サイクリストに焦点を当てた1991年のニューサイクリング年間テーマ「美・Bicycle Tune」の4月号特集のひとつです。NCメカニカル・アドバイザーの新田眞志氏による自転車選びマニュアルで、「マウンテンバイク編」「ロードレーサー編」が掲載されています。
「恥ずかしながら私、4年目のビギナーなのです」は、ロードレーサーを買ったものの怖くて乗れないままに4年目を迎えてしまった女性のフリーライターによる、事の顛末を綴ったもので「美・Bicycle Tune」二つ目の特集です。
「対談 したら・じゅん子 VS 加藤一」は「美・Bicycle Tune」三つ目の特集です。TVレポーターのしたらじゅん子氏と、当時、国際プロ自転車競技連盟理事であった加藤一画伯との対談記事です。
「私のアメリカン・バイシクルレース」は、「美・Bicycle Tune」四つ目の特集で、サカエUSAの社員としてレース体験を積んでいる筆者による連載のレポートです。連載3回目は、チームに加入したことと、そのチームでの練習についてレポートしています。
「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はラーレーのクラブモデルです。解説文では、オーナーの自転車遍歴が綴られています。自転車とそのディテールについては、15点の写真とその解説文で知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「現代クラブモデル考」となっています。
「メカニック イン USA」は、アメリカ車連のメカニックを務める筆者による、メカニック視点でのアメリカチーム活動レポートです。
「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回のコースは、京都府の童仙房・東海自然歩道を紹介しています。
「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は「ビデオとヨコハマ」と題して、取扱説明書の映像化についての意見を述べています。
「原石の旅立ち」は、ベルギーへ自転車修業に旅立った橋川健選手によるレポートの連載です。今回は、前年の6月に行われた全日本選手権の回想を綴っています。
「陸中一人旅」は、2泊3日で盛岡から陸中海岸を辿って遠野まで走ったサイクリング紀行です。
「出羽を巡る峠たち」は、ツーリングガイド紀行の連載です。今回は、「初秋の十三街道」と題して山形県の米沢から新潟県の新発田へ通じる、13の峠・難所があるという十三街道を往く紀行です。今回は前編として、八つの峠を訪れています。
「My wayside」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「眞熊野の船」です。
「NCテスティングギヤリポート」は、シマノATBシューズ「SH-M050」の製品紹介と試乗レポートです。
(注)目次ページでは「テスティングギヤリポート」となっていますが、本文のタイトルは「NCテスティングギヤリポート」となっています。
「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号では、サンツアー「XC LTD」やミツボシ「トリムラインCV」、日東「ダイナミック626」等が紹介されています。
「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「フレンド・レオパード」から記事が寄せられています。
「NCエイドステーション」は、読者投稿によるシクロクロスミーティングのコース概略説明です。
1991年4月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「ワイルドウエスト」でした。
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