ニューサイクリング 1991年6月号(No324)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1991年6月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1991年6月号は、通巻324号です。
カラーの口絵は、「美・Bicycle Tune」「魔物について」です。
324号の目次をページ順に追うと、
20 女性がサイクリングできる環境はあるのだろうか?
26 ロードレーサーなんか怖くない?
30 私のアメリカンバイシクルレース
34 私をとらえる魔物について
46 NC道案内
52 女流画家と行く民家の旅(後)
60 足尾六林班峠
66 出羽を巡る峠たち
74 テスティングギヤリポート
80 情けない話(8)
84 原石の旅立ち 3
88 91年日本プロフェッショナルサイクルロードオープンレース
90 パナソニックカップ・スポニチサイクルロードレース
92 シマノ・レーシング、ヨーロッパへ
94 花のMTB大運動会
96 NCクラブハウス
98 NCエイドステーション
102 My wayside 化粧
107 モノディスプレイ
109 NC情報通
となっています。
主な記事を紹介すると、
「女性がサイクリングできる環境はあるのだろうか?」は、女性サイクリストに焦点を当てた1991年のニューサイクリング年間テーマ「美・Bicycle Tune」の6月号特集のひとつです。ハード・ソフト両面から女性用自転車を考えるというテーマで3人のコメンテーターによる座談会です。
「ロードレーサーなんか怖くない?」は「美・Bicycle Tune」二つ目の記事です。4月号で怖くてロードレーサーに乗れないと暴露した筆者が、「情けない話」を連載しているショップ店主からの申し出で講習を受けてきた時の模様をレポートしています。
「私のアメリカン・バイシクルレース」は、「美・Bicycle Tune」三つ目の特集でサカエUSAの社員としてレース体験を積んでいる筆者による連載のレポートです。連載5回目は、トラックレースのスクール受講とトレーニングについてレポートしています。
「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はロッキー・マウンテンのMTBです。解説文では、オーナーの自転車ライフについて語っています。自転車とそのディテールについては、13点の写真とその解説文で知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「MTB考」となっています。
「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回のコースは、新潟県・森立峠を紹介しています。
「女流画家と行く民家の旅(前)」は、筆者のNC誌掲載記事がきっかけで知り合った画家と、琵琶湖から福井にかけて草葺きの民家を探す旅に同行する旅行記です。後編となる今回は、画家の方が大本に連日通って絵を描いている、その間筆者は周辺をサイクリングしていたそれぞれの話です。
「足尾六林班峠」は群馬・栃木県境にある六林班峠を輪友とともに3人で自転車で越えた時の時のことを綴っています。
「出羽を巡る峠たち」は、ツーリングガイド紀行の連載です。今回は番外編として、夫婦で樽口峠を上った時の話を綴っています。
「NCテスティングギヤリポート」は、「シートシフター」というサドル自体を乗車中に前後調整できる製品のテストレポートです。
(注)目次ページでは「テスティングギヤリポート」となっていますが、本文のタイトルは「NCテスティングギヤリポート」となっています。
「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は「ハードウエアよ奮起せよ」と題して、自転車の乗り方扱い方の進化のためにハードウエアを進化させることを提言しています
(注)目次では「情けない話(8)」となっていますが、実際は連載9回目で、本文は「情けない話(9)」となっています。
「原石の旅立ち」は、ベルギーへ自転車修業に旅立った橋川健選手によるレポートの連載です。今回は、レース巧者のこととレースでの賢い走り方について述べています。
「91年日本プロフェッショナルサイクルロードオープンレース」は、群馬CSCで開催された、海外に出ていた日本選手が帰国、国内のプロロード選手に加えて競輪選手も加わった180kmのロードレースのレポートです。
「パナソニックカップ・スポニチサイクルロードレース」は、群馬CSCで2日間にわたって開催されたロードレースの取材記事です。
「シマノ・レーシング、ヨーロッパへ」は、シマノ・レーシングチームがオランダ・ドイツを中心にしたレース活動を行うこととなったレポート記事です。
「花のMTB大運動会」は、神奈川県丹沢の宮ヶ瀬にMTBパークがオープンした記念イベントのフォトレポートです。
「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「荒川サイクリングクラブ」「荒川レーシングクラブ」から記事が寄せられています。
「NCエイドステーション」は、MTBとロードレーサーに二極分化したNC誌への取組みについての読者からの意見と、山梨の巌道峠に行った読者からのツーリングレポートを掲載しています。
「My wayside」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「化粧」です。
「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号では、丸石の折りたたみ自転車「プレイバック」、ジャイアントのロードレーサー「プロトン6200」、GTのフレームやウエア等が紹介されています。
1991年6月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「ワイルドウエスト」でした。
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