ニューサイクリング 1991年10月号(No328)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1991年10月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1991年10月号は、通巻328号です。

カラーの口絵は、「美・Bicycle Tune」「TOUR DE FRANCE」「SHIMANO RE-EX」「魔物について」です。

328号の目次をページ順に追うと、

 20 私のアメリカン・バイシクルレース

 22 したら・じゅん子VS高村精一

 28 女性のためのNC商品学

 34 TOUR DE FRANCE 91

 44 私をとらえる魔物について

 56 NC道案内

 62 青い空、白い雲の「月山」へ

 66 出羽を巡る峠たち 8

 74 私が変なハンドルを作ったわけ

 78 新前マネージャーは大奮戦

 82 原石の旅立ち 7

 84 第10回全日本実業団対抗100kmチームトライアル

 86 南アルプスグランプリ

 88 シマノ・レーシングチーム ヨーロッパ遠征リポート

 94 情けない話(13)

 98 GTトレイルスクールin入笠山

100 上海アレコレよもやま話

103 モノディスプレイ

104 NCクラブハウス

108 NC情報通

となっています。

主な記事を紹介すると、

「私のアメリカン・バイシクルレース」は、女性サイクリストに焦点を当てた1991年のニューサイクリング年間テーマ「美・Bicycle Tune」の10月号特集のひとつで、サカエUSAの社員としてレース体験を積んでいる筆者による連載のレポートです。連載9回目は、渡米後1年が過ぎ、あと数日で帰国することとなった筆者の心情を綴っています。

「したら・じゅん子VS高村精一」は「美・Bicycle Tune」二つ目の記事です。バイシクル・ジャーナリストのしたらじゅん子氏と、元自転車競技選手で「ラバネロ」ブランドのフレーム製作を手掛ける「プロショップ・タカムラ」の高村精一氏との対談記事です。

「女性のためのNC商品学」は「美・Bicycle Tune」三つ目の記事です。「UVカット繊維のウェアに迫る」と題して、UVカット繊維と同社製品についてパールイズミ企画室の社員の方が解説しています。

「TOUR DE FRANCE 91」は、この年のツール・ド・フランスのレースレポートです。前編となる今回は、第1、12、13、17ステージでのレース展開をレポートしています。

「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はスポルティーフです。解説文では、オーナーが自転車趣味を始めたきっかけと、その他の趣味や手掛けた仕事などについて綴っています。自転車とそのディテールについては、13点の写真とその解説文で知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「ナベックス・プロフェッショナル」となっています。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回のコースは、本谷林道・中之沢林道を紹介しています。

「青い空、白い雲の「月山」へ」は、夜行バスを使った輪行で月山へ3人で走りに行ったサイクリング紀行です。今回は3日目、宿から鶴岡駅までの道中の様子を綴っています。

「出羽を巡る峠たち」は、ツーリングガイド紀行の連載です。今回は、三崎峠・雷峠・堀切峠・関川峠・鳩峰・綱木峠・檜原峠・白布峠を紹介しています。

「私が変なハンドルを作ったわけ」は、筆者がファニーバイクで競技会に参加するため、独自形状のハンドルバーを製作した顛末を綴っています。

「新前マネージャーは大奮戦」は、この年からフランスのルイゾン・ボベセンターに滞在してヨーロッパのプロロードレースを走っている橋詰一也・浅田顕・安原昌弘の各選手に同行している橋詰選手夫人によるヨーロッパレースレポートです。今回は、3選手のベルギーのレース連戦に帯同した時の様子を届けています。

「原石の旅立ち」は、ベルギーへ自転車修業に旅立った橋川健選手によるレポートの連載です。今回は、ベルギーで垣間見たプロの世界のことを伝えてきています。

「第10回全日本実業団対抗100kmチームトライアル」は、兵庫県の北摂・ウッディタウンで39チームがエントリーして開催されたレースのレポートです。

「南アルプスグランプリ」は、長野県の長谷村で開催されたロードレースの、大会コミッセールによる大会レポートです。

「シマノ・レーシングチーム ヨーロッパ遠征レポート」は、ヨーロッパへ遠征することとなったシマノの5選手のレースレポートです。今回は今中大介選手による、シマノレーシングのジロデイタリア参戦レポートです。

「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は「風のたより・その3」と題して、筆者が友人とともに自転車イベントを企画・実施する話の3回目です。

「GTトレイルスクールin入笠山」は、長野県の入笠山周辺で行われたMTBライディングスクールを取材した記事です。

「上海アレコレよもやま話」は、マエダ工業勤務の筆者による中国・上海の様子を伝えるレポートの連載です。今回は、日本から10名の選手が出場した、中国の120kmロードレースの模様を伝えています。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号では、ベッタの「ゲルグリップ」シクロウネのクイックシートピン「エアーバインド」等が紹介されています。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「HAMMER!! BROTHERS」から記事が寄せられています。

1991年10月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「ネオコット」でした。

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