ニューサイクリング 1992年10月号(No340)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1992年10月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1992年10月号は、通巻340号です。

カラーの口絵は、「魔物について」「MAMMOTH WORLD CUP '92」です。

340号の目次をページ順に追うと、

 16 近頃やっているモノコックフレームの話

 28 '92ツール・ド・フランスレポート1

 34 パソコン通信と自転車

 42 神風の吹く山

 50 スポーツサイクリングバイブル

 64 NC道案内

 70 南アルプスグランプリ'92

 74 私をとらえる魔物について

 84 My Wayside 室生・聖地リゾート考

 86 情けない話(25)

 97 モノディスプレイ

 98 NCクラブハウス

101 情報通

102 原石の旅立ち

104 戸田裕子のホップアップレディースノート

となっています。

主な記事を紹介すると、

「近頃やっているモノコックフレームの話」は、自転車技術研究所の井上重則氏が、当時氏が試作に携わっていたカーボン製のRTMモノコックフレームについて解説しています。

「'92ツール・ド・フランスレポート1」は「シクリズムキュービックレポート」の筆者による、ツール・ド・フランスのレースレポート連載です。今回は、スタート地となったスペインのサンセバスチャンとそこで開催された前夜祭の様子について伝えています。

「パソコン通信と自転車」は、パソコン通信での自転車関連のSIG(公開掲示板)での活動と、同掲示板でのオフ会(オフラインミーティング)を行ったことを紹介しています。

「神風の吹く山」は、アメリカのカリフォルニアで開催されたMTBレース「MAMMOTH WORLD CUP '92」の観戦レポートです。

「スポーツサイクリングバイブル」は、NCプロジェクトとして取り組んでいる連載です。今回は「上手に走るためのミニ知識」と題して、「坂道を登る」「坂道を下る」「長距離を走る」という各シーンでのアドバイスを綴っています。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回は、山梨県の櫛形山林道を紹介しています。

「南アルプスグランプリ'92」は、長野県の長谷村で開催されたヒルクライムレースの、大会チーフコミッセールによる開催レポートです。

「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はベロウのクロスバイクです。解説文では、オーナーのサイクリングと自転車趣味のスタイルついて綴られています。自転車とそのディテールについては、14点の写真とその解説文で知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「バーコンについて」となっています。

「My Way Side」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「室生・聖地リゾート考」です。

「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は「ランドヘイの花火・VII」と題して、筆者が世界選手権に出場するシクロクロス日本チームの監督として参加した顛末を綴った話です。今回は、レース会場となるイギリス・リーズのランドヘイ公園の様子と監督会議とその前後の出来事を綴っています。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号はGTの前後サスペンション装備モデル「RTS-1」や、カーボン製MTB「アスクルMS-011」、パールイズミ秋・冬コレクション等を紹介しています。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「シクロツーリスト昴」から記事が寄せられています。

「原石の旅立ち」は、再びベルギーへ渡った橋川健選手によるレポートです。今回は、6月と7月のレポートが掲載されています。

「戸田裕子のホップ アップ レディースノート」は、前年にアメリカで1年間レース体験を積んできた筆者による女性レーサーにスポットを当てた連載です。今回は、登録選手として活動している女性レーサーを紹介しています。

1992年10月号の裏表紙広告は、ミヤタ「リッジランナーカップ」告知でした。

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