ニューサイクリング 1993年2月号(No344)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1993年2月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1993年2月号は、通巻344号です。
カラーの口絵は、「魔物について」「シクロクロスミーティング」です。
344号の目次をページ順に追うと、
12 タンデムの世界
24 雷村へ
36 たっくんのレースリポート
42 NC道案内
50 ナガサワタイフーン
58 合同ツーリング印象記その1
68 グレッグ・レモン スーパーチャレンジ92 裏話
74 私をとらえる魔物について
84 情けない話(29)
88 シクロクロスミーティング
94 My Wayside 金時山(双耳峰としての)
96 NCクラブハウス
98 モノディスプレイ
99 情報通
となっています。
主な記事を紹介すると、
「タンデムの世界」は、当時まだ日本国内での走行がほとんど許されていなかったタンデムの世界を紹介するものです。冒頭の編集部による導入に続き、オーナーによるタンデム製作記と、夫婦で乗るタンデミストによるタンデムの世界を紹介する2本の記事によって構成されています。
「雷村へ」は、新幹線移動した鶴岡をスタートして山形県内各地・峠を巡り、新潟・山形県境あたりにある雷村を目指したサイクリング紀行です。
「たっくんのレースリポート」は、「集団のなかのツール・ド・北海道Part I」と題して筆者も出場した同レースの、今中大介選手を中心にした第1・第2ステージのレース展開をレポートしています。
「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回のコースは、東京ベイエリアのポタリングコースを紹介しています。
「ナガサワタイフーン」は、自転車技術研究所の井上重則氏が前年まで開発に携わっていたカーボンモノコックフレームが、ナガサワレーシングサイクルの長澤義明氏の声がけによってジャパンカップや後楽園でのトラックレースを走ることとなった顛末を、井上重則氏自身が綴っています。
「合同ツーリング印象記その1」は、東京の港サイクリングクラブと韓国の西五サイクルクラブの韓国での合同ツーリングのレポートです。今回は、合同ツーリングを行うこととなったいきさつと、済州島一周サイクリングの様子を伝えています。
「グレッグ・レモン スーパーチャレンジ92 裏話」は、長崎県で開催されたグレッグ・レモンと一緒に走る「SUPER CHALLENGE '92 GREG LeMOND for SHIMABARA」のイベントレポートです。
「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はデローザのクルスルートです。解説文では、オーナーの自転車趣味のスタイルについて綴られています。自転車とそのディテールについては、15点の写真とその説明文で知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「イタリアン テイスト」となっています。
「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は「東京ショーよもやま話・II」と題して、東京国際自転車展の筆者独自視点での視察記第2回です。
「シクロクロスミーティング」は、長野県の伊那で開催差された第4戦伊那大会のレースレポートです。
「My Way Side」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「金時山(双耳峰としての)」です。
「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「中高年サイクリングクラブ」から記事が寄せられています。
「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、ゲーリー・フィッシャー'93モデルやカンパニョーロの新型レコードブレーキ等を紹介しています。
1993年2月号の裏表紙広告は、ミヤタ「スーパーリッジランナー」でした。
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