ニューサイクリング 1993年8月号(No350)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1993年8月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1993年8月号は、通巻350号です。
カラーの口絵は、「ツール・ド・コルシカ」です。
350号の目次をページ順に追うと、
12 TREKKING-BIKE
26 ツール・ド・空海
34 スイスからドイツへ
44 クリテリウムはいとおかし
50 NC道案内
56 NCクラブハウス
60 情けない話(35)
66 FBD ミルクラスとツアー・オブ・アイルランド
78 峠の上りがラクになった
83 My Wayside 碇
84 山岳ルート320km・17時間4分で駆け抜けた
92 エイドステーション
97 モノディスプレイ
98 情報通
となっています。
主な記事を紹介すると、
「TREKKING-BIKE」は、MTBに続く時期トレンドとして、NC誌メカニカルアドバイザーである新田眞志氏の製作したトレッキングバイクを例に挙げて、新田氏が検証・解説しています。新田氏による文の後には、「トレッキング」という言葉についての鳥山新一氏による解説文を、続いてトレッキング用として発表している各メーカーの自転車を紹介しています。
「ツール・ド・空海」は、10日間で四国八十八霊場を巡る、ラリーレイド形式のサイクルツーリングのイベントレポートです。
「スイスからドイツへ」は、1週間の休暇を利用して夫婦でスイス北部からドイツ南部にかけて走った海外サイクリング紀行です。
「クリテリウムはいとおかし」は、「たっくんのレースリポート」シリーズで、今回は「オープンクリテリウムFJCPカップ'93」のレース参戦レポート後編です。
「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回は、和歌山県の和田川松根林道と将軍川林道を紹介しています。
「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「プログレスRC」から記事が寄せられています。
「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は「ミヤザワとシャーク」という題で、当時の宮沢政権の批評と、オランダのシクロクロス選手シャーク・ファン・デ・ループ氏を自宅に迎えた時のエピソードを綴っています。
「FBD ミルクラスとツアー・オブ・アイルランド」は、当時のシマノ・レーシングチームディレクター岡島伸平氏による世界に挑戦する日本選手の状況と、アイルランドでのステージレースに参加した時の様子を伝えるレポートです。
「峠の上りがラクになった」は、減量することを目的にフィットネスクラブ通いを始めた筆者が、その成果として減量とともにサイクリングで上り坂が苦にならなくなったことをその過程とともに伝えています。
「My Way Side」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「碇」です。
「山岳ルート320km・17時間4分で駆け抜けた」は、細山製作所の細山正一氏が自ら製作したMTBで神奈川の自宅から大弛峠と三国峠を1日でクリアーするという挑戦記です。
「エイドステーション」は、読者参加の紙面です。今回は、「私のツーリング車のその後」と題した1992年9月号のエイドステーションに掲載されたツーリング車のその後の顛末の投稿と、「ランドナーの楽しみとショップでの困惑」と題したランドナー入門者からの投稿を掲載しています。
「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、シマノ「STXスペシャルエディション」やホシの軽合スポークラジアル型ホイール「フォーテスト」等を紹介しています。
1993年8月号の裏表紙広告は、ミヤタ「スーパーリッジランナー」でした。
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