ニューサイクリング 1994年8月号(No362)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1994年8月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1994年8月号は、通巻362号です。

カラーの口絵は、「René HERSE」です。

362号の目次をページ順に追うと、

 12 ツーリングのすすめ

 22 たっくんのレースリポート 国際ロードだよ、全員集合 Part 1

 30 花巻紀行 花と温泉めぐりの旅

 46 総括・René HERSE-3

 60 ツーリングエッセイ「道」六題

 66 Information Opinion Basket

 68 NC道案内

 76 エッセイ風フォト紀行 廃村哀歌

 80 NCクラブハウス

 82 情報通

 85 モノディスプレイ

となっています。

主な記事を紹介すると、

「ツーリングのすすめ」は、いろいろなタイプのサイクルツーリスト達の経験と知識に裏付けられた提案によって、サイクルツーリングの幅の広さとバラエティを知ってもらおうという企画です。今回は、大学サイクル部出身の田中氏に話を聞いています。話題は、自身にとってサイクルツーリングとは、所有する自転車について、サイクリングコース情報、サイクリングファッション等、グッズ紹介です。

「たっくんのレースリポート 国際ロードだよ、全員集合 Part 1」は、国際ロードレースに出場した筆者による、東京ステージのレースレポートです。

「花巻紀行 花と温泉めぐりの旅」は、新田眞志氏によるこの年のゴールデンウィークに仲間とともに花巻周辺を巡ったサイクリング紀行です。

「総括・René HERSE」は、隔月の連載です。この企画は単なるノスタルジーでなく、エルスが目指したスポーツ車の思想とその表現を考えると同時に、それを乗り越えた新しいタイプのスポーツ車の創造を、メーカー、ビルダー、サイクリストに追及してほしいという念願をNC誌が込めているということです。今回は、技研の井上重則氏によるエッセイ「バチ当たりのエルス」。紹介する1台は、個人所有のエルス。新田眞志氏による「R.HERSEカタログ3」としてジェントルマンを取り上げた3本の記事となっています。

「ツーリングエッセイ「道」六題」は、道に係ることを様々な視点からとらえたショートエッセイ6題が綴られています。

「Information Opinion Basket」は、「サイクルツーリストに役立つかもしれないコラム」で、自転車に関する情報や意見、インタビュー記事等が掲載されています。今回は、ケイリンの売上金をもっとサイクリストへ還元する活動をしてほしいという話。リレーインタビューはノートン自転車工業の澤井輝男社長です。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回は、岐阜県の奥飛騨山之村探訪コースを紹介しています。

「エッセイ風フォト紀行」は、写真と文章によるサイクリング紀行です。今回は「湖南の峠」と題し、猪苗代湖の東側から南側にかけての峠を巡った時の話です。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「ミソノイレーシングチーム」から記事が寄せられています。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、エスゲの700C用泥除けや、カンパニョーロのEXA・DRIVEカセットスプロケット&チェーンホイール等を紹介しています。

1994年8月号の裏表紙広告は、ノートン自転車工業でした。

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