ニューサイクリング 1994年9月号(No363)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1994年9月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1994年9月号は、通巻363号です。
カラーの口絵は、「まものたち」「シマノリエックスMTBクロスカントリー'94」です。
363号の目次をページ順に追うと、
12 ツーリングのすすめ
28 山本秀男のエッセイ風MONO学 フレーム寸法 補足
38 南紀・雨のち晴
46 まものたち
48 峠 陸中 仙人峠
50 たっくんのレースリポート 国際ロードだよ、全員集合 Part 2
58 NC道案内
66 都会人たちへの旅報告 その1 近江御代参街道
72 MBT'94
78 Information Opinion Basket
80 NCクラブハウス
82 エイドステーション
83 情報通
84 モノディスプレイ
となっています。
主な記事を紹介すると、
「ツーリングのすすめ」は、いろいろなタイプのサイクルツーリスト達の経験と知識に裏付けられた提案によって、サイクルツーリングの幅の広さとバラエティを知ってもらおうという企画です。今回は、当時のNCTC会長山田鉑雄氏に話を聞いています。話題は、自身にとってサイクルツーリングとは、所有する自転車について、サイクリングコース情報、サイクリングファッション等です。
「山本秀男のエッセイ風MONO学」は、サイクリストにとっての道具選びの方法論をエッセイ形式で綴っていく連載です。今回は「フレームの寸法 補足」と題して、車種ごとに違うハンガー下がりとフレームサイズの関係性について様々な角度から検証しています。
「南紀・雨のち晴」は、前年の夏に訪れた南紀で撮ったフォトアルバムからの写真とともに思い出を綴ったフォトエッセイです。
「まものたち」は、愛好家にとっての「魔物」といえるマニアックな自転車を紹介していくコーナーです。今回紹介するのは、ショップオーナーの宮川氏が所有するブリヂストンSS-4ミキストです。自転車の詳細は、宮川氏の談話。16点の写真とその説明文、仕様書によって知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「ブリヂストンのスーパースピード」となっています。
「峠 陸中 仙人峠」は、岩手県にある仙人峠を題材にしたショートエッセイです。
「たっくんのレースリポート 国際ロードだよ、全員集合 Part 2」は、国際ロードレースに出場した筆者による、修善寺ステージのレースレポートです。
「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回は、栃木県・茨城県の那珂川沿いを走るコースを紹介しています。
「都会人たちへの旅報告 その1 近江御代参街道」は、東京から琵琶湖のほとりに居を移した筆者の日常生活とサイクリングライフについての報告です。
「MBT'94」は、メインバトルタンク(MBT)主力戦闘戦車になぞらえた、今後サイクリングに使用する実用としての主力となるランドナーの製作記です。
「Information Opinion Basket」は、「サイクルツーリストに役立つかもしれないコラム」で、自転車に関する情報や意見、インタビュー記事等が掲載されています。今回は、「駅寝」とサイクル・オリエンテーリングのこと。リレーインタビューは、長谷川自転車商会の長谷川弘氏です。
「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「日本大学経済学部サイクリングアソシエイター」から記事が寄せられています。
「NCエイドステーション」は、読者参加の紙面です。今回は、掲載記事の読後感が2件掲載されています。
「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、プロフィールの「AIRSTRYKE SUSPENSION KIT」とバルビエーリの「テレスコピックミニポンプ」を紹介しています。
1994年9月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「レイダックSE」でした。
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