ニューサイクリング 1995年10月号(No376)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1995年10月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1995年10月号は、通巻376号です。

カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」です。

376号の目次をページ順に追うと、

 13 サイクリング私の世界

 22 岩井堂峠と富倉峠

 34 My Favorite Bicycle

 47 柿の道しるべ1

 54 NC道案内

 60 都会人たちへの旅報告 その10〈桜みち 祭みち 畦みち 自転車通勤〉

 66 エッセイ風フォト紀行 南佐久

 71 ルート・エヌ1995

 72 NCクラブハウス

 74 情報通

 76 For Sale For Wanted モノディスプレイ

となっています。

主な記事を紹介すると、

「サイクリング 私の世界」は、前年の連載、いろいろなタイプのサイクルツーリスト達の経験と知識に裏付けられた提案によって、サイクルツーリングの幅の広さとバラエティを知ってもらおうという企画「ツーリングのすすめ」の続編といえる企画です。今回は、NC誌への寄稿もされている小上馬正和氏に話をうかがっています。

「岩井堂峠と富倉峠」は、前年の秋頃に走った戸隠方面の峠と、野尻湖と北信の峠を走ったサイクリング紀行が二題掲載されています。

「My Favorite Bicycle」は前年までの「まものたち」に続く、オーナーにとってとっておきの1台となるお気に入りの自転車を紹介していくコーナーです。今回取り上げるのは、ゴェランのシクロツーリズムです。ロッド式のFDとシクロランドナーが特徴的なこの自転車の詳細は、オーナーの談話、20点の写真とその説明文、仕様書によって知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「GOЁLAND(ゴェラン)のレストアに関して」となっています。

「柿の道しるべ1」は、奥美濃・奥越・奥加賀の道を廻るサイクリング紀行の第1回目です。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回は群馬県草津、六合村の温泉と集落をつないでアップダウンを繰り返すコースを紹介しています。

「都会人たちへの旅報告 その10〈桜みち 祭みち 畦みち 自転車通勤〉」は、東京から琵琶湖のほとりに居を移した筆者が、4月になって自転車通勤を始め、その道すがら出会った事柄を色々と報告しています。

「エッセイ風フォト紀行」は、写真と文章によるサイクリング紀行です。今回は「南佐久」と題し、台風一過の青空のもと、南佐久の峠道へと向かった時の話です。

「ルート・エヌ1995」は、フランスのブルベ事情と、この年から始まった日本でのブルベ「ルート・エヌ」の実走調査の報告です。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「追手門学院大学学友会 体育会 ニューサイクリング部」から記事が寄せられています。

「For Sale For Wanted」は、売りたし買いたしのコーナーです。この月はFor Wantedは無く、モールトン等がFor Saleに掲載されていました。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、レイバンのサングラス「X rays」等を紹介しています。

1995年10月号の裏表紙広告は、アラヤ「RM-395 TEAM-XC・RM-400PRO-XC」でした。

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