ニューサイクリング 1996年3月号(No381)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1996年3月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1996年3月号は、通巻381号です。

カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」です。

381号の目次をページ順に追うと、

12 春風に誘われて

24 今だから話そう本当の事を〈1〉

30 早春の東吉野

36 コーンワル半島を走る

40 My Favorite Bicycle

52 神楽坂と海老坂

58 Letter to Editor ミニベロ製作記

64 御岳宿~大井宿を訪ねて

72 NCクラブハウス

74 ルート・エヌ

76 モノディスプレイ

77 For Sale For Wanted・情報通

となっています。

主な記事を紹介すると、

「春風に誘われて」は、1994年春に石川県の(旧)柳田村までクルマ移動。ここをスタート・ゴールとし、5日間かけて能登半島を巡ったサイクリング紀行です。

「今だから話そう本当の事を〈1〉」は、「あれから10年これから10年」と銘打ち、アマチュア最後の年から10年たった市川雅敏選手がこれまでのことを、これからの為に語っていこうという企画の連載です。連載第1回は、ステージレースにおけるプロとアマの違いについて、自身が出場した90年ジロの第15ステージまでの走りについて綴っています。

「早春の東吉野」は、3月下旬に奈良県の東吉野村へツーリングに出かけた筆者によるサイクリング紀行です。

「コーンワル半島を走る」は、1995年5月末にランドナーとスケッチブックを持ってイギリス南西部へ走りに行った、女性サイクリストによる海外サイクリング紀行です。

「My Favorite Bicycle」は以前の「まものたち」に続く、オーナーにとってとっておきの1台となるお気に入りの自転車を紹介していくコーナーです。今回取り上げるのは、アルプスのローバーです。ダウンチューブとシートチューブをつなぐ補強パイプが特徴的なこの自転車の詳細は、オーナーおよびビルダーのことば、24点の写真とその説明文、仕様書によって知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「アルプス・ローバーに関する考察」となっています。

「神楽坂と海老坂」は、京都と福井を結ぶ街道のひとつ高浜街道を巡る二つの古道を走りに訪れたサイクリング紀行です。

「Letter to Editor」は、読者が自由に発言するページです。今回は、自身でオリジナルのミニベロを企画し、オーダーしたミニベロ製作記が寄せられています。

「御岳宿~大井宿を訪ねて」は、近代化によって忘れ去られた中山道を、岐阜県の御嶽町から恵那市までの間で残された区間を探る夫婦旅に出たサイクリング紀行です。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNC誌が提供しているページです。今月は「TOREX」から記事が寄せられています。

「ルート・エヌ」は、日本のブルべ「ルート・エヌ1995年度」のバッジ獲得を決める「バッジ認定委員会」開催の報告と、バッジ認定者の紹介です。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、積水化学の携帯空気入れ「マルチフットポンプ」やワコールのコンディショニングウェア等を紹介しています。

「For Sale For Wanted」は、売りたし買いたしのコーナーです。この月はFor Saleにカールトンやプジョーの完成車等が、For Wantedにはレイノルズ31のパイプセットが掲載されていました。

1996年3月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「TGS2300」でした。

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