ニューサイクリング 1997年10月号(No400)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1997年10月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1997年10月号は、通巻400号です。

カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」です。

400号の目次をページ順に追うと、

 16 My Favorite Bicycle

 26 第14回シマノ鈴鹿ロード

 29 ダニエル・ルブールの世界〈1〉1946~1947年

 64 エッセイ「私とニューサイクリング」

100 パターソン画集から

104 NC400号記念・読者プレゼント

となっています。

なお、目次にはありませんが、カラーの口絵には加藤一画伯の作品「SPRINT」が掲載されています。

主な記事を紹介しますと、

「My Favorite Bicycle」は以前の「まものたち」に続く、オーナーにとってとっておきの1台となるお気に入りの自転車を紹介していくコーナーです。今回取り上げるのは、アレックス・サンジェのミキストです。6本バックのフレームにニベックスを装着したこの自転車の詳細は、当時のオーナーである新田眞志氏による「NIVEXに関する考察」と題した解説文、13点の写真とその説明文によって知ることができます。

「第14回シマノ鈴鹿ロード」は、三重県の鈴鹿サーキットで開催されたロードレースの、フォトレポートです。

「ダニエル・ルブールの世界」は、フランスのルシクル誌に掲載されたものを中心に、1975年までのイラストをもれなく紹介してみようという企画の連載です。連載開始となる今回は、1946~1947年のイラストを20ページ以上にわたり、200点以上掲載しています。

「私とニューサイクリング」は、ニューサイクリング400号を記念して今井彬彦編集長や加藤一画伯他、読者から寄せられた30編のエッセイ集です。掲載されているエッセイの題を全てご紹介すると、「過去の人にならずにすんだ」「自転車文化とコーポラティズム」「私の好きな道」「情報源はニューサイクリング」「若年層への啓蒙を」「イキっぱなしだったあの頃……」「本道を行くツーリストの雑誌」「出会い、そして再会」「記事掲載でクラブが躍進」「私のサイクリングの歴史はニューサイクリングと共に」「自転車で旅をする文化」「ホイール組は男の「編み物」?」「海外ツーリングに目が開かれた」「ニューサイと共に歩んだ二十五年」「500号まで頑張って!」「パリ、ロンドンに憧れ」「地方での情報源」「メカのバイブルとして」「旅情が身についたと感じる時」「NCと私、そして(ヒ)譲のこと」「一冊一冊が私の人生の記録」「多様さを求めて」「バックナンバーコピー2,000枚!!」「私の自転車遍歴」「最初の出会いは「サイクル」」「憧れと反発心との間で」「タケノコ三昧」「パリのアトリエで想う」「長かったような短かったような」となっています。

「パターソン画集から」は、説明文などは何もありませんが、全部で11点のイラストが掲載されています。

「NC400号記念・読者プレゼント」は、ロードレーサーの完成車他、全18種の製品が計135名に当たるプレゼント企画です。

1997年10月号の裏表紙広告はシマノ「アルテグラ」でした。

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