ニューサイクリング 1984年1月号(No.233)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1984年1月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1984年1月号は、通巻233号です。

カラーの口絵は、「日刊スポーツグランプリ」「この1点」「A HAPPY NEW YEAR」です。

233号の目次をページ順に追うと、

 18 新春えっせい さか・サカ・坂

 62 西洋自転車事情(上)

 76 旧道を探る 旧中仙道 鳥居峠

 88 白夜の極北を行く(II)

 98 乗る人 見る人 自転車道楽

106 NC ラリーメモリアル

110 ヨーロッパを歩きながら(2)

120 製品メモ

となっています。

主な記事を以下にご紹介します。

「新春えっせい」は、1月号恒例のエッセイ特集です。この年のテーマは「さか・サカ・坂」で、19編のエッセイが掲載されています。各エッセイの題名をご紹介すると「敗走記三題」「上り礼讃、下り嫌悪症の私」「変速機のない旅行車」「もう昔のことになってしまった」「雲と霧と雪の峠たち」「驚くべき下りの速さ」「渋峠にて」「また、山へ来てしまった」「楽しみであり、トレーニングになり、体調の判断にもなる峠の坂道」「転倒の記」「下りで地獄を見た」「仙台坂が私を育ててくれた」「上り大好き、下りはもっと好き」「冬枯の峠みち」「地縛霊がいる」「夢の中の坂道をさがして」「S.F.さよなら、じてんしゃ」「峠・坂・あれこれ」「坂というもの」となっています。

「西洋自転車事情(上)」は、フランスでメカニシャンの修業をしている福井氏にフランス国家メカニシャンについてのインタビュー記事です。前編となる今回は、フランスへ渡るまでの経緯とフランスメカニシャンの実情を聞いています。

「旧道を探る」は、「旅を目的とするサイクリストに向けた旧道や旧峠の探訪」と銘打って始まった連載です。今回取り上げる道は「ハイキング道下りを楽しむ」と題した、旧中仙道 鳥居峠です。

「白夜の極北を行く(II)」は、スカンジナビア半島にあるノルウェーを自転車で旅したサイクルツーリング紀行の連載です。今回は、ヨーツンヘイムの山の中を4日ほど走ったことと、ノルウェーのお酒と女性の話を綴っています。

「乗る人見る人 自転車道楽(2)」は、様々な分野のサイクリスト・自転車愛好家を訪ね、その人物と自転車を紹介する連載コーナーです。今回は山田洋一さんを訪ね、2台目のランドナーだという、フラットハンドル仕様のトーエイを紹介しています。

「NC ラリーメモリアル」は、2日間にわたって鴨川で開催されたニューサイラリーのフォトレポートです。

「ヨーロッパを歩きながら(2)」は、杉野安氏によるヨーロッパ見聞録の連載です。今回はイタリアとフランスの自転車界の動静、そしてパリのみの市とグルメ情報を伝えています。

「製品MEMO」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、カンパBMX用ペダル、シマノ・バイオペース、サンマルコ・ロールス、サンプレFD「SXA」等を紹介しています。

1984年1月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「グランヴェロリミテッド」でした。

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