ニューサイクリング 1970年7月号(No.70)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1970年7月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1970年7月号は、通巻70号です。
この号の表紙は「力走!」です。
通巻70号の目次をページ順に追うと、
8 特集 峠を越えるツーリング サイクリストに限りない魅力を与える峠越えのサイクリングはツーリングの醍醐味を満喫させる
9 特集 エッセイ風コースガイド 私が選んだ26の峠
18 特集 エッセイ風コースガイド 権兵衛峠と杖突峠
23 特集 エッセイ風コースガイド 夜叉神峠
26 特集 エッセイ風コースガイド ヤビツ峠
28 特集 エッセイ風コースガイド 野麦峠
30 特集 エッセイ風コースガイド 余地峠
32 特集 エッセイ風コースガイド 雛鶴峠
35 特集 エッセイ風コースガイド 伊勢志摩の峠
48 メカニズム シクロスポルティーフについて 3 趣味の車スポルティーフのチェンジ
53 製品メモ
54 メカニズム スポーツ車の調整・手入・修理 3 ハブの種類とグリス交換・分解組立て
58 メカニズム サイクリストから見た人力飛行機 サイクリストからの提案、人力飛行のために
64 フィチュア 輪行袋制度に対する2.3の論議
70 パニアーバッグ
となっています。
主な記事の内容を以下にご紹介します。
※各ページの題名が目次と異なる場合は、本文の題名を表記しています。
「特集 峠越えツーリング」
この記事は今月の特集で、ここでは次ページ以降のエッセイの前文として、峠越えツーリングに対する思いを綴っています。
「エッセイ風コースガイド 私が選んだ二六の峠」
これは今月の特集で、筆者が過去に越えた峠に中から手近なもの、気に入ったものを選び、その時の一表情を綴っています。
「特集 峠越えツーリング 権兵衛峠と杖突峠」
これは今月の特集で、筆者が木曽谷と伊那谷をつなぐ中央アルプスの中心を走った様子を綴ったサイクリングエッセイです。
「特集 峠越えツーリング 夜叉神峠」
これは今月の特集で、筆者が豪快なサイクリングのメッカ、荒々しい形相と凄まじい雰囲気を持つ南アルプス直下の峠を走った様子を綴ったサイクリングエッセイです。
「特集 峠越えツーリング ヤビツ峠」
これは今月の特集で、筆者が丹沢山塊の前衛、大山の肩をかすめて長い坂と森林のうっそうたる道筋を走った様子を綴ったサイクリングエッセイです。
「特集 峠越えツーリング 野麦峠」
これは今月の特集で、筆者が信州と飛騨をつなぐかつての細々としたそれだけに数限りない物語を持った峠路を走った様子を綴ったサイクリングエッセイです。
「特集 峠越えツーリング 碓氷峠・余地峠」
これは今月の特集で、筆者が上信国境の深い谷と高い頂を越えていった様子を綴ったサイクリングエッセイです。
「特集 峠越えツーリング 雛鶴峠」
これは今月の特集で、筆者が甲州の僻村の一つといわれる秋川ぞいに続いている一筋の街道を走った様子を綴ったサイクリングエッセイです。
「特集 峠越えツーリング 剣峠・船越峠・三浦峠・小方峠・棚橋峠・錦峠」
これは今月の特集で、筆者が息つくひまもない峠路の連続、坂又坂で思う存分クライミングと上り下りを満喫させてくれる伊勢志摩の峠たちを走った様子を綴ったサイクリングエッセイです。
「シクロスポルティーフについて (3)」
ここでは沼勉氏が、スポルティーフについて詳細に解説しています。今回はスポルティーフの構成部品について、トランスミッション系についてリヤディレイラー、フロントディレイラー、ディレイラーレバーに分けて解説しています。
「製品メモ」
こちらは自転車部品や用品などを紹介するコーナーです。今回は、ニューサイクリング誌特製のショーツなどを取り上げています。
「スポーツ車の調整と修理と手入れのはなし」
この記事はアルプスの萩原慎一氏が、初歩的な段階から一通りいじれるようになるまでのスポーツ車のメンテナンスについて解説しています。今回は「ホイール 3」と題して後輩が先輩にホイールのことを聞きに行くという設定で、ハブの種類と構造および、ハブの分解・手入れ・組み立てについて述べています。
「VOICE OF CYCLIST サイクリストから見た現在の人力飛行機に対する疑問」
ここでは、道具と機械の違いについて筆者が考察したうえで、人間固有能力の機械による代行機能の進歩について取り上げています。今回は前回の潜水と走行のための道具に続いて、飛ぶための道具についてと人力飛行へのサイクリストの知見の活用について語っています。
「輪行袋利用に関する二、三の論議」
この年の3月から国鉄の輪行袋の持ち込みが可能となったが、その条件としてJCAの会員証の提示が必要になる。そのことに対していろいろな議論が生まれているので、編集部がJCAの公式見解を紹介とサイクリング協会について取り上げています。
「パニアバッグ」
このコーナーは、読者に開放されているページです。今月号は読者からの質問の他、詩と中津川林道のコースガイドが寄せられています。
1970年7月号の裏表紙広告は、ブリヂストン自転車「シャインスター」でした。
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