ニューサイクリング 1980年1月号(No.183)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1980年1月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1980年1月号は、通巻183号です。
この号のカラー口絵は「謹賀新年」です。
通巻183号の目次をページ順に追うと、
14 新春恒例えっせい特集・ぱあつ・パーツ・PARTS
77 ■グラビア■ 冬の京
82 ■グラビア■ 裏磐梯
86 ■談論風発■ 対談 板倉修さん 人がやらないことばかりやって来た
96 冬の峠越え その実践的アドバイス
100 第2回スーパーサイクル大会と米国IHPSC
108 好評連載中 世界選手権への長い道(21)
112 好評連載中 チ氏の欧州駐在録
114 好評連載中 堀田君の旅から旅(奥久慈)
116 ランチタイムクッキング ベーコンとキャベツの煮込み
118 現代自転車用語の奇礎知識
136 New Cycling SALON 〈TOURING REPORT〉赤城
138 New Cycling SALON 〈TOURING REPORT〉巌道峠
139 New Cycling SALON 〈TOURING REPORT〉どぶろく祭
142 New Cycling SALON 〈製品 MEMO〉
144 New Cycling SALON 〈'79総目次〉
148 New Cycling SALON 〈REAR LAMP〉
となっています。
主な記事の内容を以下にご紹介します。
※各ページの題名が目次と異なる場合は、本文の題名を表記しています。
「新春恒例えっせい特集・ぱあつ・パーツ・PARTS」
この記事は、毎年1月号恒例となっているエッセイ特集です。今年のお題は自転車パーツに関することで、冒頭の今井編集長による「まえがきに代えて」以下、21編のエッセイが掲載されています。各エッセイの表題は「半端サイクリストの疑問」「ホイールのスポーク組」「ホイールの事故いろいろ」「チェンホイールのこと」「でぃれいらあ・そのコンポの世界」「菓子箱の中の変速機」「自画自賛・私のB・B」「サドルの話」「サドルの直付け?」「サドル・ショック」「旧道派からのパーツ考」「私がつきあっているバー・ステムとその周辺」「ブレーキ・私だけの考え」「ランプ、その思い出あれこれ」「テールランプ、その痛切な想い出」「嬉しい初サイクリングとトークリップの悩み」「泥ヨケのない泥ヨケの話」「バッグ、きれぎれの想い出」「くつ・くつ・偏屈論」「用品ラプソディー」「サイクリングウェアのこと」となっています。
「冬の京」
この記事は、京都サイクリングで撮影した写真を掲載したグラビアページです。
「裏磐梯」
この記事は、サイクリング写真集団による雄国沼周辺のサイクリングで撮影した写真を掲載したグラビアページです。
「談論風発」
このコーナーは、自転車に係る様々な分野の方と今井彬彦編集長が対談する企画の連載です。今回は「人がやらないことばかりやって来た」と題した、東京サイクリングセンターの板倉修氏との対談です。対談では最初に、昭和31年に板倉氏がセンターを開設するに至った経緯や、開設時から対談当時までのスポーツ車、サイクリング、そしてサイクリストの変化について聞いています。次にこれから板倉氏がやりたいことや、若い人に望むことなどを語っています。
「山岳サイクリング(1)」
この記事は、筆者の経験に基づいた冬の峠越えガイドです。今回は「冬の峠越え その実践的アドバイス」として、冬の天候や雪に関する情報、実際のツーリングにおけるアイスバーンに対するアドバイスを掲載しています。
「第2回スーパーサイクル大会と米国IHPSC」
この記事は今野仁氏執筆による、千葉県で開催された「スーパーサイクル大会」と銘打った自転車による最高速を競う大会のレポートと、アメリカで開催された「International Human Powered Speed Championship(IHPSC)」との比較です。日本の大会のレポートでは、この大会の概略の説明と、シングルライダー・マルチライダーの各クラスの上位入賞者のマシンを解説しています。IHPSCとの比較においては、アメリカの大会では参加者の専門度合いがより高度であることを紹介したうえで大会上位入賞者のマシンを解説しています。
「世界選手権への長い道」
この記事は、加藤一氏による随想の連載です。今回は連載の最終回で、「"世界選手権への長い道"の連載を終るにあたって」と題して、世界選手権の日本開催の可能性についての思いを綴っています。
「(チ)氏の欧州駐在録」
この記事は、当時パリに駐在していた今井千束氏による現地レポートの連載です。今回は「傷つけられた写真」と題し、エルスのアトリエに通って残されていた未整理の写真の選別を続けた日々と、その時にみつけた傷つけられた写真のことを綴っています。
「堀田君のガイド風紀行 旅から旅 ●奥久慈、志保の湯 山深い茅葺きの宿」
この記事は、サイクリング紀行の連載です。今回は、当初常磐線の勿来から水郡線の磐城塙まで走る予定だったが、当日は雪だったため、予定を変更して磐城塙から志保の湯まで走った時の様子を綴っています。
「ランチタイムクッキング」
この記事はサイクリングに出た際のランチタイムのクッキングをコンセプトに、色々な料理とその材料および料理法を紹介していくコーナーです。今回のランチは、ベーコンとキャベツ煮込みソーセージ添えと、ツナサラダの二品となっています。
「現代自転車用語の奇礎知識」
このコーナーは、1979年1月号から新連載として始まったものの、その内容から2月号の「か行」をもって連載中止となった「GROUP"独偏'79"編」による自転車用語のパロデイ集です。今回は発禁解除と銘打ち、「打止編」として「さ行」以降残り全ての用語を掲載しています。
※目次では掲載が118ページからとなっていますが、本文は横書きとなっているため、123ページから始まって118ページまでの掲載となっています。
「New Cycling SALON 読者応募 ツーリングレポート」
このコーナーは読者から寄せられたツーリングレポートを掲載しています。今回は3件の掲載があり、1件目は「赤城」と題して、1月のある日に筆者の住む前橋から赤城を登った時の様子を写真も交えてレポートしています。
「New Cycling SALON 読者応募 ツーリングレポート」
このコーナーは読者から寄せられたツーリングレポートを掲載しています。今回は3件の掲載があり、2件目は「巌道峠」と題して、積雪の中を安寺沢側から峠を越えて道志方面へ降りて行った時の様子を写真も交えてレポートしています。
「New Cycling SALON 読者応募 ツーリングレポート」
このコーナーは読者から寄せられたツーリングレポートを掲載しています。今回は3件の掲載があり、3件目は「どぶろく祭り」と題して、御母衣湖のダムサイトにクルマを置いてスタートし、白川八幡神社で行われるどぶろく祭りを訪れるまでの道中と、祭りでは注がれるままにどぶろくの杯を重ねていったことをレポートしています。
「New Cycling SALON 製品MEMO」
このコーナーでは、自転車部品や用品などを紹介しています。今回は、トモダオリジナル「NEWヤジロベー」やVIVAのステンレス製チェンプロテクター「ラインプレート」、他を取り上げています。
「昭和54年総目次 Vol. 17 No.170~No.182」
このコーナーは、NC誌1979年1年間の掲載タイトルをジャンル別に分類し、一覧形式にまとめたものです。
1980年1月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「グランヴェロ」でした。


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