ニューサイクリング 1983年4月号(No.223)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1983年4月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1983年4月号は、通巻223号です。
この号のカラー口絵は「ニューグッズハンティング」「'83シクロクロス世界選手権大会」「春だより」です。
通巻223号の目次をページ順に追うと、
20 春を楽しむ ●各地のクラブメンバーが明かす穴場見所ガイド ●季節は春、軽い走り 私の場合
70 話題のスケールモデルが走った時代
78 龍飛と小泊と十三湖と
88 コンピュータがマシンを作る CAD総集
96 旧道を探る(7) 富士山の展望 御坂峠
106 モモコスペシャルNo.0
110 矢ノ川峠
118 製品メモ
となっています。
主な記事の内容を以下にご紹介します。
※各ページの題名が目次と異なる場合は、本文の題名を表記しています。
「春を楽しむ」
この記事は、「各地のクラブメンバーが明かす 穴場見どころガイド」と称する4月号の特集です。ここではプロローグとして今井編集長がこの特集の企画意図と次ページ以降の主な内容を紹介しています。プロローグの後には22件のコース情報があり、各ガイドの題名を紹介すると、「仙台近郊のハードなポタリングはいかが!」「「一目千本」咲き誇る白石川沿い歴史コース」「桜・古寺 そして こがねいも」「東京東部の散歩道-下町の情緒・河沿いの道-」「東京周辺 あれこれ」「順礼峠から桜の名所 飯山観音へ」「観光コースから外れた佐渡の良い所」「爛漫たる杏の花の更埴市」「安曇野 チンタラ・ラン」「桜を訪ねて あちこち」「のんびりとクッキング楽しむ足助」「夜桜のポタリング 山崎川の桜」「川をじっくり楽しむ雲出川沿い、そして石焼肉」「北山を走る」「北海道東端(秘)情報」「梅のみどころと柚子風呂を楽しむ水男の山里」「宇治ライン 見事な梅の名所 高尾」「豆狸の信楽と昔の冷蔵庫氷室」「春を訪ねて」「のんびりと名所見物と小さい峠を」「古い街道の面影を残す篠山街道と篠山城址の桜」「里から里へそして林道北摂ポタリング」となっています。
そして、コースガイドの後には「軽い走り 私の場合」と題して、ポタリングを楽しんでいる人達の例を6件紹介しています。
「話題のスケールモデルが走った時代」
この記事は、スケールモデルを見ると近代ロードレーサーの芽生えと確立が理解できるのではといって、沼勉氏が1938年そして1952年にバルタリが乗ったモデルと1953年にコッピが乗った自転車のプロター製スケールモデル3台を紹介しつつ、メカニズムの変遷について解説しています。
「龍飛と小泊と十三湖と 津軽半島紀行 6」
この文は、今井彬彦編集長が新しいスタイルを模索しながら執筆しているサイクリング紀行の連載です。連載最終回は、小泊半島からひた走って十三湖に到着したものの期待外れで幻滅して終わったこと。翌日は高山稲荷から斜陽館と巡ってから青森まで走り、自転車をトラック便に預けて自身は夜行寝台の切符を買って、あとは肉とワインの食事をすることだけになったまでを綴って終えています。
「コンピュータがマシンを作る」
この記事は、当時オーダーメイドフレームの製作工程に使用され始めたコンピューターの使用について述べたものです。今回は「コンピュータによる自転車設計の幕開け」と称して、自転車産業振興協会・技術研究所の武藤慎一氏が、CADによるフレーム設計とCAD/CAMシステムを用いた部品設計について実例を挙げながら解説しています。
「旧道を探る(7)」
この記事は旅を目的とするサイクリストに向けた旧道や旧峠の探訪をしようという企画の連載で、文章に加えて、地図やコマ地図そして写真も交えながらルートを案内しています。今回は「絵に描いたような富士と甲府盆地への34kmのダウンヒル」と題して、御坂峠を走っています。そのルートは、河口湖駅を出て国道137号を行って新御坂トンネルの手前から旧道へ入って御坂峠を越え、旧道、鎌倉往還、国道と下って甲府駅に至る48km程の道のりとなっています。
「モモコスペシャルNo.0」
この記事は、技研の井上重則氏が1歳半になる娘さんのために三輪車を自作した製作記です。使用した部品は車いすのキャスター、鉄のドロップハンドル、BMX用のステムとフォーク。これらを組み合わせて三輪車を作りフォークの上にサドルを取り付けて出来上がり。しかし、娘さんが乗ってくれないとの嘆きでレポートを締めくくっています。
「矢ノ川峠」
この文は、3月の初旬に熊野側から登り始めて国道トンネルの開通した42号線から旧道へ外れ、矢ノ川峠を越え旧矢ノ川トンネルを抜けて尾鷲方面へ下っていくまでの道中を綴ったサイクリング紀行です。
「製品MEMO」
このコーナーでは、自転車部品や用品などを紹介しています。今回は、サンツアーのダートコンポーネントシリーズ、星のエアロニップル、アラヤのチューブラーリム「R-40」、タンゲのヘッドパーツ「ファルコンアロイ」と「BMX125」、フジタのマウンテンバイク用サドル、他を取り上げています。
1983年4月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「ユーラシアグラン プリミティーフ」でした。


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