フジミエンスージアストモデル
本日の商品紹介
今回はキットカーのご紹介。
フジミ模型のエンスージアストシリーズのBMW M635CSiです。
フジミのエンスージアストシリーズは、現在も発売されているようですが、このBMWはシリーズ最初期に発売されたモデルで、現在は廃盤となっているようです。
パッケージのイラストは、クルマのナンバーがはっきりと書かれ、家の前には「SAITO」と書かれた表札が掛かっています。
このシリーズが出たときに裏話として聞いたことがあるのですが、このBMWはエンスージアストシリーズの仕掛人である当時の役員さんのクルマで表札のある門はご自宅だということでした。
エンスージアストシリーズはその名の通り、まさに模型愛好者向けの構成になっています。パーツ数も多く、模型作り上級者向けのモデルといえます。
店主も以前BMWを所有しておりました。1979年式の2002tiiというモデルで、同シリーズでは2002ターボが有名ですが、tiiも当時としては珍しいインジェクション式エンジンを搭載していました。クーゲルフィッシャーというメカニカル(機械式)インジェクションで、購入時、メカニカルポンプは季節毎に調整が必要といわれました。メカポンのまめな調整は必要ですが、年代を考えると、とても素晴らしい乗っていて楽しいクルマでした。
そんな店主が、当時のBMWで憧れていたのはこの635CSiでした。なんといっても、流麗なクーペボディが素晴らしいクルマでした。
現実の世界では、ミニバンやSUVが人気で販売台数の多くを占めています。しかし、過去にはこのBMWのような2ドアクーペが人気、または憧れのクルマという時代もありました。実用性よりも、単純にカッコいいから、というのが人気の理由です。
模型を買うとき、自分が乗っているクルマ、または乗っていたクルマを選ぶのも有りですが、昔憧れたクルマや今見ても純粋にカッコいいなと思うクルマを選んでみるのもいいのではないでしょうか。
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