サイクルパーツオールカタログ2003
本日の1冊
今回は「サイクルパーツオールカタログ2003」を取り上げます。
「サイクルパーツオールカタログ2003」は、自転車パーツのカタログ誌です。毎年発行されており同書は2003年版になります。掲載品は、ジャンル的にはMTBとロードが中心のようです。また、扱っているのはいわゆるスポーツサイクルといわれる自転車の範囲で、軽快車のようないわゆる一般車とか実用車といわれる車種のパーツ類は取り上げていません。
掲載内容は、自転車の各パーツ単体と工具やケミカル、アクセサリー類となっています。各パーツは、写真が1枚、それに簡単な説明と当時の希望小売価格を載せています。掲載点数は表紙にもある通り、2003年版では3,000点以上となっているようです。なお、同書にフレーム単体は掲載されていません。
「サイクルパーツオールカタログ2003」の中を見ると、現在とトレンドの違いを感じます。クランクは、カンパニョーロからカーボンが出ていますが、クランクはレコードでも金属クランクが主流となっています。また、ダブルとともにトリプルもラインアップされています。現在ではカーボン製でPCD110mmのクランクが主流となっています。さらにロードでもフロントタプルからシングルになる予感さえさせていますので、細かく見ていくと変化は大きいですね。
各年代の「サイクルパーツオールカタログ」を揃えて見比べてみるとMTBやロードパーツの変遷がよくわかることでしょう。
コメント
コメントを投稿