月刊競輪2011年5月号

 本日の1冊

今回は「月刊競輪2011年5月号」を取り上げます。


「月刊競輪2011年5月号」は、Web版になる以前に雑誌としてJKAが発行していた競輪の専門誌です。表紙は特別競輪の優勝者や注目選手が飾っており、この号では当時の日本代表であり、福島所属の渡邉一成選手と新田祐大選手です。
この号は震災後最初の発行ということで、特別競輪や記念競輪のタイトルに「東日本大震災被災地支援」の文字が見られます。また、GIの記事を見て気が付いたのは、当時のS級S班は18名いたということです。現在は9名ですから、そのステイタスはより高いものになっているのでしょう。

もうひとつ興味を引いたのは、武田豊樹選手が勝ったGIIの記事中の写真。武田選手とともに長塚選手が写っているのですが、気を引いたのはその自転車。サムソンのフレームに乗っているのですが、そのフレームカラーが栃木のレジェンド選手と同じ。もしかしたら借り物?、と思わせてしまう1枚でした。

「月刊競輪2011年5月号」は、震災後の発行であることや、気になる1枚を見つけるなど、時間が経ってから見ると新たな発見がありそうな1冊です。

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