ニューサイクリング 2000年6月号(No.433)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 2000年6月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの2000年6月号は、通巻433号です。
カラーの口絵は、「私のスペシャルメイド」「シマノもてぎロードレース」「ショップ探訪3」です。
433号の記事を目次で見ると、
12 雨の日の用意
26 とっておきの一台でとっておきの場所へ
29 クラシック部品を探して買う その戦略と展開へのアドバイス
32 飛行機の歴史を作った自転車の話
36 18台目の新しい自転車を組上げた
42 自転車のカスタム化
48 新製品ガイド
50 関戸橋フリーマーケット
52 エッセイ・私とパイプ
56 私のスペシャルメイド
64 道の駅
70 自転車と鉄道
75 こだわり図鑑
100 自転車修理教室〈第3回〉
107 情報通
108 加藤一氏追悼号に寄せて
となっています。
主な記事を紹介すると、
「雨の日の用意」は、雨具や雨の日のサイクリングに関する5人の方の話が。加えて、レイングッズを4ページに渡って紹介しています。
「とっておきの一台でとっておきの場所へ」は、出石へのサイクリング紀行です。
「クラシック部品を探して買う その戦略と展開へのアドバイス」は、題名の通り、いわゆる古物部品発掘心得的な文で、現在はレトロパーツ浅麓堂の主人として知られる中堀剛氏の執筆によるものです。
「飛行機の歴史を作った自転車の話」は、当時自転車店を開いていたライト兄弟の、飛行機製作に至る前の、自転車で空気力学の実験をしていたことを紹介したものです。
「18台目の新しい自転車を組上げた」は、STIを使用したデモンタブルの製作記です。
「自転車のカスタム化」は、今号からの新企画で、既製品の自転車をオーナーが自分の好みに合わせて改造し、それを検証しようというものです。第1回目の登場となるのは、16歳の高校生がオーナーのリカンベントのカスタムです。
「関戸橋フリーマーケット」は、当時賑わいを見せていた多摩川の関戸橋のたもとで開催されていたフリーマーケットのフォトレポートです。
「エッセイ・私とパイプ」は、今井彬彦編集長による連載で、自身のパイプ趣味について綴ったものです。第1回目は自身とパイプについてで、好みの刻みやパイプについて書いています。
「私のスペシャルメイド」は、かつての連載「魔物たち」に続く、スペシャルメイドサイクルを紹介するコーナーです。新連載の第1回目に登場するのは、ヒロセの700Cランドナーです。自転車の製作に至る経緯とこだわりは、オーナーの文書および仕様書と12点の写真によって紹介されています。また、このコーナーでは、「用語解説」として文中に出てくる専門用語の解説が各ページに掲載されています。
「道の駅」は、全国の道の駅を紹介するシリーズで、今号は埼玉県の「おがわまち」と神奈川県の「箱根峠」が取り上げられています。
「自転車と鉄道」は、輪行ではなく、自転車をそのままで積み込める「サイクルトレイン」について取り上げたものです。
「こだわり図鑑」は特別編集ページで、従来のニューサイの記事とはちょっと毛色の違う記事が集まっています。コンテンツは「超周辺機器【こだわり図鑑】」「デジタル・ツアー」「美味を訪ねて」「今月の風の旅」「レビュー【お祭りカレンダー】」となっています。
「超周辺機器【こだわり図鑑】」は、携帯顕微鏡の紹介。「デジタル・ツアー」は、ハンディGPSを使ったサイクリング。「美味を訪ねて24キロ」は、深大寺の蕎麦を食べに行く。「今月の風の旅」は、川越ノスタルジー。「レビュー【お祭りカレンダー】」は、6月に行われる全国の主な祭りのカレンダーで、レビューは岩手の「チャグチャグ馬コ」です。
「自転車修理教室〈第3回〉」は、自転車のメンテナンスに関する連載で、第3回目は「ハブのグリスアップ」となっています。
2000年5月号の裏表紙広告は、シマノ鈴鹿ロード告知でした。
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