ニューサイクリング 2007年12月号(No.529)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 2007年12月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの2007年12月号は、通巻529号です。
カラーの口絵は、「銀河自転車の夜」「私のスペシャルメイド・サイクル」です。
529号の目次をページ順に追うと、
8 銀河自転車の夜
12 談論風発回顧録(5) カンパニョーロ礼讃 (上)~[レコード]のラージフランジに端を発する回想~
18 【サイクリング・エッセイ】続・あんなみち、こんなみち
22 一念発起! 初のオーダー車製作記(4)
26 長谷川弘の私と自転車(22)
36 西加奈子レースリポート(10)
38 中村弦太レースリポート(10)
39 岩田知夏レースリポート(10)
40 山本幸平レースリポート(9)
42 大町美麻ロードレース
44 オロロンとウトウ
48 道草随想・番外編「豊葦原」
50 私のスペシャルメイド・サイクル「TOEIクルスルート製作記」
54 ポリージャポン2007 コンクールデレガンスより
59 NC情報通
62 GO's Eye「基本に帰ろう」
70 編集室から
となっています。
主な記事を紹介すると、
「銀河自転車の夜」は、口絵写真を撮影した筆者による、自身のことの諸々を書いた随筆文です。
「談論風発回顧録(5) カンパニョーロ礼讃 (上)~[レコード]のラージフランジに端を発する回想~」は、今井千束氏による連載の回顧録です。今回は、預かりものとして自宅に置かれたカンパニョーロのラージフランジハブに衝撃を受けたことや、土屋製作所でカンパを輸入し始めた頃の話を土屋氏に聞いた話です。
「【サイクリング・エッセイ】続・あんなみち、こんなみち」は、英国に在住する日本人女性の筆者による海外サイクリングエッセイの連載です。今回は、16日間にわたる秋のフランス自転車旅行記です。
「一念発起! 初のオーダー車製作記(4)」は、大学時代から自転車旅行を楽しんでいた筆者が初めてのオーダー車を製作するまでを綴った連載エッセイです。今回は、オーダーの話からはそれて、筆者の初めての自転車旅行のことを綴っています。
「長谷川弘の私と自転車(22)」は、東京・世田谷で長谷川自転車商会を営む筆者による、サイクリングの黎明期を見てきた筆者と自転車の関りあいを綴る連載です。第22回目はフランスの「ミルレモ」のカタログとその製品群を取り上げています。
「西加奈子レースリポート(10)」は、当時スミタラバネロパールイズミに所属していた西加奈子選手による活動レポートです。最終回は、「ジャパンカップ」参戦レポートです。
「中村弦太レースリポート(10)」は、大学の自転車競技部に所属する学生レーサーによる活動レポートです。今回は、広島県チームとして参加した「第62回秋田国体」の参加レポートです。
「岩田知夏レースリポート(10)」は、中学生レーサーによる活動レポートです。今回は、「全日本実業団サイクルロード飯田」に参加したレポートです。
「山本幸平レースリポート(9)」は、当時チームブリヂストン・アンカーに所属していた山本幸平選手による活動レポートです。最終回は優勝した「ジャパンシリーズ最終戦」の参戦報告です。
「大町美麻ロードレース」は、長野県で開催されたロードレースの学連関係者による開催報告です。
「オロロンとウトウ」は、綿貫益弘氏によるサイクリングエッセイです。
「道草随想」は、連載のエッセイです。今回は番外編の「豊葦原」と題して、ツーリング途上で走ることが珍しくなかった葦原について綴っています。
「私のスペシャルメイド・サイクル」は、TOEIクルスルートです。帰り新参の筆者が京都のアイズ・バイシクルでオーダーしたトーエイの製作顛末はオーナーによる解説文に詳しくあります。パーツアセンブルやディテールは、スペック表と5点の写真で見ることができます。
「ポリージャポン2007 コンクールデレガンスより」は、ポリージャポンの主要イベントとなっているコンクールデレガンスのテーマ部門(この年のテーマは「軽量車」)、レストア部門の各部門で上位入賞した各3台とピカール賞1台を紹介しています。
「GO's Eye」は、自転車に関わる様々な「もの」や「こと」について取り上げていくシリーズです。今回のお題は「基本に帰ろう」で、自転車の製作において自身の思いを優先するあまり、基本的なことを忘れたり無視してはいないだろうかと警鐘を鳴らしています。
2007年12月号の裏表紙広告は、M.マキノサイクルファクトリーでした。
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