0629ニューサイクリング 2012年1月号(No.580)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 2012年1月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの2012年1月号は、通巻580号です。
カラーの口絵は、「紅葉の絶景 横尾山林同を走る」「秋ヶ瀬の森バイクロア」です。
580号の目次をページ順に追うと、
8 錦秋に先駆けて~金山平・三国峠・上野村~
14 紅葉の絶景 横尾山林同を走る
18 【NCアーカイブス】L'Essai sur Le Cyclisme Francais
23 Coffee Break「マスプロメーカー恐るべし」
24 ドナウ川サイクリング旅行 2006《源流からパッサウまで》
44 長谷川弘の私と自転車(71)
51 GO's Eye「ゲタを履かせてはならぬ」
61 2011年NC総目次 vol.568~579
62 編集室から
となっています。
主な記事を紹介すると、
「錦秋に先駆けて~金山平・三国峠・上野村~」は、清里をスタートして山梨・長野・埼玉・群馬の県境周辺を巡るサイクリング紀行です。
「紅葉の絶景 横尾山林同を走る」は、口絵写真とともに投稿された、大学サイクリングクラブのOB・OGランのレポートです。
【NCアーカイブス】は、過去のニューサイクリング誌に掲載された文の再掲載シリーズです。今回は、1967年8月号に掲載された加藤一氏による「L'Essai sur Le Cyclisme Francais」です。編集部の注釈によると、このエッセイは、かつてNC誌に6回にわたって連載されたうちの初回分とのことです。しかしながら、加藤一氏の追悼号である2000年6月号増刊には、この初回分のみ掲載されていないということです。
「Coffee Break」は、自転車に直接また間接的にかかわる話題を取り上げるコーナーです。今回は「マスプロメーカー恐るべし」で、マスプロメーカーをレストアした際にフレームのこだわった仕様に合わせた部品選択をしたら、結果的に当時のカタログに掲載されていた部品構成と同じものになったという話です。
「ドナウ川サイクリング旅行 2006《源流からパッサウまで》」は、ドナウ川の源流となる「ドナウの泉」からドイツとオーストリアの国境まで600kmほどを走った海外サイクリング紀行です。
「たったひとつの made in Japan!」は、自転車種パーツをジャンク部品や各種素材から自作する方法を紹介しています。
「長谷川弘の私と自転車(71)」は、東京・世田谷で長谷川自転車商会を営む筆者による、サイクリング界を黎明期から見てきた筆者と自転車の関りあいを綴る連載です。今回は2011年6月号に掲載された筆者撮影の表紙写真の解説と、前号から続くランドナー向きのクラシックパーツ銘柄紹介です。
「GO's Eye」は、自転車に関わる様々な「もの」や「こと」について取り上げていくシリーズです。今回のお題は「ゲタを履かせてはならぬ」で、最近は新たにツーリング向けの部品が高価格ではあるが多く発売され、古物部品も含めた選択肢が広がった。その結果、確固たる価値観を持たない個人が高価格の新製品よりも安いからという理由で古物部品を使うという事態に陥りかねないと危惧しています。
2012年1月号の裏表紙広告は、「The Patterson Book」でした。
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