ニューサイクリング 2012年12月号(No.591)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 2012年12月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの2012年12月号は、通巻591号です。
カラーの口絵は、「東頚城の向こう、日本海~三国街道・越後湯沢・深坂峠~」です。
591号の目次をページ順に追うと、
8 東頚城の向こう、日本海~三国街道・越後湯沢・深坂峠~
14 美濃さくら街道とTOM〈上〉
22 【NCアーカイブス】北海道サロベツ原野〈下〉
30 基本的に車道を走るカスタム・ママチャリ製作記
36 万葉自転車草枕(1)プロローグーまほろば自転車散歩
44 長谷川弘の私と自転車(82)
52 美しい自転車について考える〈I〉ー続・パラノ的自転車美学
62 編集室から
となっています。
主な記事を紹介すると、
「東頚城の向こう、日本海~三国街道・越後湯沢・深坂峠~」は、カラーの口絵写真とともに投稿された、新潟の月夜野をスタートしてゴールの柏崎までを3日間かけて走ったサイクリング紀行です。紀行文は口絵ページから始まっています。
「美濃さくら街道とTOM〈上〉」は、この年、岐阜県高山で開催されたトーエイオーナーズミーティングの参加も含めた岐阜方面への3泊4日カーサイクリングの紀行文です。今回は前編として、旅のきっかけと旅行初日の様子が書かれています。
【NCアーカイブス】は、過去のニューサイクリング誌に掲載された記事の再掲載シリーズです。今回は1963年4月号に掲載された、北海道大学サイクリングクラブによる15泊16日の夏期ツーリングレポートの後編「北海道サロベツ原野〈下〉」です。
「基本的に車道を走るカスタム・ママチャリ製作記」は、夏祭りの抽選で当たった軽快車を筆者好みにリファインするまでの顛末を綴ったカスタム車製作記です。
「Coffee Break」は、自転車に直接また間接的にかかわる話題を取り上げるコーナーです。今回は「な~んてこた~ない!」です。この頃の最新であったインテグラルヘッドは、古物趣味のサイクリストにとってはその仕組みが分からないもののように見える。しかし、その構造をよく検証してみると、なんてことはない、ルネルスのBBが既にこのシステムを取り入れていたという話です。
「万葉自転車草枕(1)プロローグーまほろば自転車散歩」は、万葉集の歌の紹介と主だった歌が詠まれた場所を筆者が自転車で巡る紀行の連載です。初回はプロローグとして、筆者が今回のサイクリングを決心するまでを綴っています。
「長谷川弘の私と自転車(82)」は、東京・世田谷で長谷川自転車商会を営む筆者による、サイクリング界を黎明期から見てきた筆者と自転車の関りあいを綴る連載です。今回は、武蔵野を流れる残堀川のサイクリングと、筆者のグッズコレクション紹介です。
「美しい自転車について考える〈I〉ー続・パラノ的自転車美学」は、自転車の美しさについて様々な角度から考察していくシリーズです。今回は、自転車の美しさを「線」という視点から見ています。
2012年12月号の裏表紙広告は、NC 2009年5月号増刊「ラインナップ大図鑑」でした。
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