ニューサイクリング 2013年1月号(No.592)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 2013年1月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの2013年1月号は、通巻592号です。
カラーの口絵は、「ドナウ川サイクリング旅行 2012(1)」「カナダTCTルートを行く!(7)」です。
592号の目次をページ順に追うと、
8 美濃さくら街道とTOM〈下〉
18 続々・ドナウ川サイクリング旅行 2012(1)
24 万葉自転車草枕(2) 第1章 : 壬生の乱〈上〉
34 美しい自転車〈II〉ーどうしてもこの形になる
38 長谷川弘の私と自転車(83)
54 GO's Eye「特集」
61 2012年NC総目次
62 編集室から
となっています。
主な記事を紹介すると、
「美濃さくら街道とTOM〈下〉」は、この年、岐阜県高山で開催されたトーエイオーナーズミーティングの参加も含めた岐阜方面への3泊4日カーサイクリングの紀行文です。今回は2日目以降のサイクリングと、トーエイオーナーズミーティング参加の様子を報告しています。
「続々・ドナウ川サイクリング旅行 2012(1)」は、筆者としては3回目となるドナウ川サイクリング紀行です。今回はオーストリアのウィーンからスタートして、ハンガリーのジュールまでの2泊3日の様子を伝えています。
「万葉自転車草枕(2) 第1章 : 壬生の乱〈上〉」は、万葉集の歌の紹介と主だった歌が詠まれた場所を筆者が自転車で巡る紀行の連載です。第2回は、近江八幡駅をスタートして南下。奈良県吉野町の宮滝まで巡っています。
「Coffee Break」は、自転車に直接また間接的にかかわる話題を取り上げるコーナーです。今回は「なぜあれが許せるのだろう?」です。旅行用自転車のフレームは美しいが、自転車趣味を始めた頃の筆者はカンティブレーキの台座に美しさを感じなかったといっています。
「美しい自転車〈II〉ーどうしてもこの形になる」は、自転車の美しさについて様々な角度から考察していくシリーズです。今回は、本格的旅行用自転車を作ろうとすると必然的に旧来のカタチになっていくということを考察しています。なお、文中にペダルの写真とその説明があり、説明文ではペダルを「ラットトラップペダル」としていますが、写真に写っているのは「クイルペダル」です。
「長谷川弘の私と自転車(83)」は、東京・世田谷で長谷川自転車商会を営む筆者による、サイクリング界を黎明期から見てきた筆者と自転車の関りあいを綴る連載です。今回は、墨田川七福神巡りの話としてサイクル誌昭和30年1月号の記事からの全文転載と、筆者自身による墨田川七福神巡りの実走レポートです。
「カナダ・ツーリング・リポート トランス・カナダ・トレイルを行く(7)」は、カナダの長距離自然歩道網「トランス・カナダ・トレイル(TCT)」に挑戦した筆者による連載です。今回は、オンタリオ州内の移動でクリスタルレイクからワワまでです。
「GO's Eye」は、自転車に関わる様々な「もの」や「こと」について取り上げていくシリーズです。今回のお題は「特集」で、最近の自転車雑誌は年間で特集の時期が定型化してしまっている。新規媒体には柔軟に新しい特集をどんどん企画してもらいたいと望んでいます。
2013年1月号の裏表紙広告は、長谷川自転車商会でした。
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