ニューサイクリング 2013年7月号(No.598)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 2013年7月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの2013年7月号は、通巻598号です。
カラーの口絵は、「奥久慈ポタリングー懐かしき木造校舎を訪ねて〈下〉」「炎熱の大地 アレンテージョー豊かな命、ポルトガル紀行(1)」です。
598号の目次をページ順に追うと、
8 炎熱の大地 アレンテージョ ー豊かな命、ポルトガル紀行(1)
14 長州から石見への八十八夜~山口・津和野・益田~
20 奥久慈ポタリングー懐かしき木造校舎を訪ねて〈下〉
26 万葉自転車草枕(8) 第4章 : 遣新羅使〈その3〉姫路~三原
37 Coffee Break「やっぱり自転車ですかネッ?」
40 法政ライフ〔法政大学自転車競技部〕これが私の進む道
42 長谷川弘の私と自転車(89)
53 GEAR CHANGE 「自転車のカタチ」
55 GO's Eye「古いだけでは」
62 編集室から
となっています。
主な記事を紹介すると、
「炎熱の大地 アレンテージョ ー豊かな命、ポルトガル紀行(1)」は、口絵写真とともに投稿された、ポルトガルのアレンテージョ地方を走る海外サイクリング紀行の連載です。第1回は、旅の序章としてリスボンからバスでポルタレグレへ。そこからサイクリングを始めて、マルヴァンまで移動しています。
「長州から石見への八十八夜~山口・津和野・益田~」は、山口市から益田市までの坂峠を越えて走った1泊2日のサイクリング紀行です。
「奥久慈ポタリングー懐かしき木造校舎を訪ねて〈下〉」は、口絵写真とともに投稿された、12月と2月のそれぞれ1日、計2日間を使って茨城県の大子町にある木造校舎を巡る紀行です。後半となる今回は、2月に再訪して1つの小学校跡地を訪れ、さらに林道へと足を延ばしています。
「万葉自転車草枕(8) 第4章 : 遣新羅使〈その3〉姫路~三原」は、万葉集の歌の紹介と主だった歌が詠まれた場所を筆者が自転車で巡る紀行の連載です。第4章の3回目となる今回は、兵庫県の姫路市から広島県の三原市まで3日間かけて辿っています。
「Coffee Break」は、自転車に直接また間接的にかかわる話題を取り上げるコーナーです。今回は「やっぱり自転車ですかネッ?」です。クルマの世界には旧車を趣味にしている人がいる。自転車の旧車も同様であるが、クルマとの大きな違いは法規的な縛りがほとんどないため、所有者レベルで新たな自転車が作れる。乗り物の中でもこのような楽しみができるのは、自転車ならではのことだといっています。
「車坂峠ヒルクライムに参加して」は、NC誌の報道用腕章をつけてロードレーサーの部に参加した選手によるレースレポートです。
「法政ライフ〔法政大学自転車競技部〕これが私の進む道」は、法政大学自転車競技部1年生によるこれまでの競技生活の紹介と今後の抱負を綴っています。
「長谷川弘の私と自転車(89)」は、東京・世田谷で長谷川自転車商会を営む筆者による、サイクリング界を黎明期から見てきた筆者と自転車の関りあいを綴る連載です。今回は、関西方面へのサイクリングの思い出を綴っています。
「GEAR CHANGE 」は、所沢に店を構える自転車店店主によるエッセイの新連載です。初回の題は「自転車のカタチ」で、自身のサイクリング歴紹介。そして自転車にはきまった形は無いので、自由な発想で、機能性と必要性、安全性、使いやすさを考えて作って、そして乗ってくださいといっています。
「GO's Eye」は、自転車に関わる様々な「もの」や「こと」について取り上げていくシリーズです。今回のお題は「古いだけでは」で、世の中でクラシカルな自転車が珍重されるようになったのはいいが、ただ古いというだけでなんでも価値があると思い込んでいる人もいる。また、それに付け込んで悪徳な商売をもくろむ輩も出てきているので、自転車社会全体で監視していかなければならないのではと問いかけています。
2013年7月号の裏表紙広告は、NC 2009年5月号増刊「ラインナップ大図鑑」でした。
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