ニューサイクリング 2013年8月号(No.599)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 2013年8月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの2013年8月号は、通巻599号です。
カラーの口絵は、「平成25年度関東高等学校自転車競技大会」「炎熱の大地 アレンテージョー豊かな命、ポルトガル紀行(2)」です。
599号の目次をページ順に追うと、
8 炎熱の大地 アレンテージョ ー豊かな命、ポルトガル紀行(2)
11 ポリージャポン2013のお知らせ
13 今井彬彦メモリアルラン2013
16 市場(マーケット)に宝を貯えなさい
24 美しい自転車について考える〈IV〉ードロヨケ・その1
30 【BOOK GUIDE】サイクル・サイエンス
31 GEAR CHANGE 「100km」
43 Coffee Break「今更気づいても」
48 長谷川弘の私と自転車(90)
55 GO's Eye「人生は短い」
56 法政ライフ〔法政大学自転車競技部〕最後までタチムカウ!
62 編集室から
となっています。
主な記事を紹介すると、
「炎熱の大地 アレンテージョ ー豊かな命、ポルトガル紀行(2)」は、ポルトガルのアレンテージョ地方を走る海外サイクリング紀行の連載です。今回は本格的なサイクリングの始まりで、マルヴァンから南へ向かいジャロメーニャまで移動しています。今回の旅は、口絵ページにカラー写真も掲載されています。
「市場(マーケット)に宝を貯えなさい」は、知的財産の保護や財産整理の話ということです。筆者にとっては、日常のサイクリングの中で見つける気付きをニューサイクリング誌に作品として投稿し、読者に公開、評価してもらうことが自身にとっての知的財産であり、ニューサイクリング誌が公証人的役割を果たしてくれているといっています。
「美しい自転車について考える〈IV〉ードロヨケ・その1」は、自転車の美しさについて様々な角度から考察していくシリーズです。今回は、ドロヨケのタイヤとの関係(かぶり具合、深さ、幅)等について考察しています。
「【BOOK GUIDE】」は自転車関係の書籍を紹介するコーナーで、今回はマックス・グラキン著、黒輪篤嗣訳の「サイクル・サイエンス」を取り上げています。
「GEAR CHANGE 」は、所沢に店を構える自転車店店主によるエッセイの新連載です。初回の題は「100km」で、一般車では嫌になってしまうこの距離もスポーツ車であれば走れてしまう。都市部の移動も電車などより便利な場合もある。自転車に乗る習慣をつけたら世界が広がるかもといっています。
「万葉自転車草枕(9) 第4章 : 遣新羅使〈その4〉三原~山口〈上〉」は、万葉集の歌の紹介と主だった歌が詠まれた場所を筆者が自転車で巡る紀行の連載です。第4章の4回目となる今回は、広島県の三原市から呉市の倉橋島まで辿っています。
「カナダ・ツーリング・リポート トランス・カナダ・トレイルを行く(14)」は、カナダの長距離自然歩道網「トランス・カナダ・トレイル(TCT)」に挑戦した筆者による連載です。最終回は、ケベックシティ市内を観光後トロントへ移動。トロント空港から日本へ帰国するまでです。
「Coffee Break」は、自転車に直接また間接的にかかわる話題を取り上げるコーナーです。今回は「今更気づいても」で、1970年代から80年代はフランス部品を崇め奉っていた。しかし、今更ながらに気がついたが、当時から日本製パーツは品質が高かった。そのことにもっと早く気づいていれば、もっと気持ちよくサイクリングを楽しめたはずだといっています。
「私のレストア日記〈44年振りのサイクリングに向けて〉」は、44年間長谷川自転車商会に預けたままであった自身の自転車を再びサイクリングするために再生するレストア記です。
「長谷川弘の私と自転車(90)」は、東京・世田谷で長谷川自転車商会を営む筆者による、サイクリング界を黎明期から見てきた筆者と自転車の関りあいを綴る連載です。今回は、三重・奈良・和歌山方面へのサイクリングの思い出を綴っています。
「法政ライフ〔法政大学自転車競技部〕最後までタチムカウ!」は、法政大学自転車競技部1年生による、自転車競技を始めたきっかけと高校時代にアジア選手権や世界選手権に参加した時の思い出を綴っています。
2013年8月号の裏表紙広告は、NC 2009年5月号増刊「ラインナップ大図鑑」でした。
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