ニューサイクリング 1990年3月号(No.308)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1990年3月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1990年3月号は、通巻308号です。

カラーの口絵は、「魔物について」です。

308号の目次をページ順に追うと、

 20 NC道案内スペシャル 全国春のコースガイド選

 32 90年ニューモデル・オンステージ

 56 とっちゃん坊や・大陸横断の旅 バス、船そして自転車の一人旅アメリカ

 64 狼になれ、血肉をせせる獣たちの群れの中で

 68 CYCLO CROSS Meeting 89~90

 74 私をとらえる魔物について

 84 自転車考 自転車と人の付き合いを考えてみよう

 91 モノディスプレイ

 92 My wayside 仏岩

 94 NCクラブハウス サイクリストクラブはづき

 96 NCエイドステーション

 98 NC情報通

101 自転車近未来にしたい? ミヤタ・フォーリオ20

102 グッズからパーツへ クリップレス時代の新世代シューズ

となっています。

主な記事を紹介すると、

「NC道案内スペシャル」は、連載中の「NC道案内」の拡大版です。今回は「全国春のコースガイド選」と題し、北海道、東北、関東、中部、東海、近畿、中国、四国、九州のサイクリングコースを紹介しています。

「90年ニューモデル・オンステージ」は、3月号の特集記事です。国内外の各メーカーから発表されたロード・ATBを19台紹介しています。同時に、「NC夢の新車」という題で編集部メンバーがそれぞれ夢の新車を語っています。

「とっちゃん坊や・大陸横断の旅 バス、鉄道、そして自転車の一人旅アメリカ」は、折り畳みのミニサイクルを携え、アメリカ大陸横断の旅をした筆者による旅行記の連載です。初回は、筆者の自転車との関りとアメリカ最初の地シアトルでの滞在記です。

注 本誌目次ではタイトルが「とっちゃん坊や・大陸横断の旅 バス、船そして自転車の一人旅アメリカ」となっていますが、本文のタイトルは「とっちゃん坊や・大陸横断の旅 バス、鉄道、そして自転車の一人旅アメリカ」と「船」が「鉄道」となっています。

「狼になれ、血肉をせせる獣たちの群れの中で」は、プロフェッショナルロード選手となった橋詰一也選手のインタビュー記事です。

「CYCLO CROSS Meeting 89~90」は、オランダ人のシャーク・ファン・デァ・ループ選手へのインタビュー記事と、伊那市で行われたシクロクロスミーティング第4戦のレースレポートです。

「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はセマスのシクロクロス車です。オーナーによる解説文はレースのことに終始しており、自転車のことには触れられていません。自転車については、11点の写真とその解説文から知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「クロス・バイクに関する考察」となっています。

「自転車考 自転車と人の付き合いを考えてみよう」は、自転車技術研究所の所長を務めた筆者による、自転車をどのようにして育てていくべきかということを筆者の視点から述べた連載です。今回の題は「プロローグ」「自転車の人間工学的アプローチ」他です。

「My wayside」は、「気になる風景」というシリーズを連載していた筆者による新しいシリーズの連載です。このシリーズは、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするものです。初回の題目は「仏岩」です。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「サイクリストクラブはづき」から記事が寄せられています。

「NCエイドステーション」は、1989年8月号の「NC道案内」で紹介された「長峰山から十二」の、読者からの実走レポートと、林道情報が1件です。

「グッズからパーツへ クリップレス時代の新世代シューズ」は、「新世代シューズ進化論」としてビンディングペダル登場から求められる機能が変わってきたサイクリングシューズについて考える企画です。ここでは、三連勝のビンディング用シューズ「チクロソリューションII」の紹介。そして、シマノの開発課社員への「クリップレス用シューズの開発」と題したインタビュー記事が掲載されています。

1990年3月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「ワイルドウエスト」でした。

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