ニューサイクリング 1991年5月号(No323)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1991年5月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1991年5月号は、通巻323号です。

カラーの口絵は、「美・Bicycle Tune」「魔物について」です。

323号の目次をページ順に追うと、

 24 聞いて下さい私の一言

 26 対談 したら・じゅん子 VS 今野 義

 32 私のアメリカン・バイシクルレース

 34 イメージは女性にとって重大

 40 NC道案内

 48 女流画家と行く民家の旅(前)

 56 私をとらえる魔物について

 68 出羽を巡る峠たち

 74 シャンピオン デュ モンド シクロクロス 91参戦記

 78 ヘレラの国からブェノス・ディアス(完)

 80 原石の旅立ち 2

 84 NCテスティングギヤリポート

 88 第4回ハンドメイドバイシクルフェア

 92 情けない話(8)

101 モノディスプレイ

102 My wayside 漠

104 NCクラブハウス クラシック自転車保存会

106 NCエイドステーション

108 NC情報通

となっています。

主な記事を紹介すると、

「聞いて下さい私の一言」は、女性サイクリストに焦点を当てた1991年のニューサイクリング年間テーマ「美・Bicycle Tune」の5月号特集のひとつです。タンデム懇親会世話人を務める女性による、タンデムの面白さを伝える一言が掲載されています。

「対談 したら・じゅん子 VS 今野 義」は「美・Bicycle Tune」二つ目の特集です。バイシクル・ジャーナリストのしたらじゅん子氏と、三連勝シクロウネの今野義社長との対談記事です。

「私のアメリカン・バイシクルレース」は、「美・Bicycle Tune」三つ目の特集でサカエUSAの社員としてレース体験を積んでいる筆者による連載のレポートです。連載4回目は、公認レース初出場で初勝利を収めたレースをレポートしています。

「イメージは女性にとって重大」は、「美・Bicycle Tune」四つ目の記事です。CSCで開催されたチャレンジロードで女性参加者にインタビューした記事を載せています。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回のコースは、長野・山梨両県に跨る県道茅野小淵沢韮崎線を紹介しています。

「女流画家と行く民家の旅(前)」は、筆者のNC誌掲載記事がきっかけで知り合った画家と、琵琶湖から福井にかけて草葺きの民家を探す旅に同行する旅行記です。前編となる今回は、輪友のクルマに乗って滋賀からずっと探し続けていた草葺き屋根の民家に福井の池田町でようやく出会い、ここを描くことを決めて宿の確保をするまでです。

「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はトーエイのスポルティーフです。解説文では、オーナーが自転車を乗り始めてから趣味とするまでの顛末とサイクリングのスタイルを綴っています。自転車とそのディテールについては、12点の写真とその解説文で知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「スポルティフの軽量モデル」となっています。

「出羽を巡る峠たち」は、ツーリングガイド紀行の連載です。今回は、「初秋の十三街道」と題して山形県の米沢から新潟県の新発田へ通じる、13の峠・難所があるという十三街道を往く紀行です。今回は後編として、二つの峠を訪れています。

「シャンピオン デュ モンド シクロクロス 91参戦記」は、日本代表としてオランダで開催されたシクロクロスの世界選手権に参戦した三谷寛志選手によるレース参戦レポートです。

「ヘレラの国からブェノス・ディアス」は、コロンビアに長期滞在することとなった筆者によるコロンビア自転車レース事情をレポートするシリーズです。最終回は、コロンビアレース界の明るいニュースと暗いニュース。そしてコロンビアでのサイクリングにおける注意点を伝えています。

「原石の旅立ち」は、ベルギーへ自転車修業に旅立った橋川健選手によるレポートの連載です。今回は、ベルギーへ辿り着くまでのトラブルの顛末と、最初のチーム内レースのことについて報告しています。

「NCテスティングギヤリポート」は、「サイクリング用雨具を使う」と題して、パールイズミとモンベル両社のレインギアのテストレポートです。

(注)目次ページでは「NCテスティングギヤリポート」となっていますが、本文にはそのタイトルはありません。

「第4回ハンドメイドバイシクルフェア」は、自転車文化センターで開催された展示会のフォトレポートです。

「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は「腐ったらティー」と題して、自転車の乗り方扱い方の体系化についての意見を述べています。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号では、日米富士、バッタリン、丸石のATBや、ディアドラのMTBシューズ「MTBコンプ」等が紹介されています。

「My wayside」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「漠」です。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「クラシック自転車保存会」から記事が寄せられています。

「NCエイドステーション」は、豊田市で開催されたイベントに展示されていた二輪駆動の自転車についての読者からのレポートです。

1991年5月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「ワイルドウエスト」でした。

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