ニューサイクリング 1991年11月号(No329)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1991年11月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1991年11月号は、通巻329号です。

カラーの口絵は、「魔物について」「グリーンピアロード」です。

329号の目次をページ順に追うと、

 20 グリーンピアロードレースで輝いていた女性たち

 26 シマノグリーピア国際ロード

 30 女性はいかにして健康な体と精神を保つのか

 38 私をとらえる魔物について

 50 NC道案内

 58 TOUR DE FRANCE91 2

 66 世界で戦う選手たちの残像

 72 出羽を巡る峠たち9

 78 イーハトーブ・高原紀行

 88 情けない話(14)

 92 NCクラブハウス

 94 上海アレコレよもやま話

 96 原石の旅立ち 8

103 モノディスプレイ

104 NC情報通

106 エイドステーション

となっています。

主な記事を紹介すると、

「グリーンピアロードレースで輝いていた女性たち」は、女性サイクリストに焦点を当てた1991年のニューサイクリング年間テーマ「美・Bicycle Tune」の11月号特集です。女性レポーターによる「グリーピアロードレース」に参加した女性サイクリスト達のレースレポートと参加者へのインタビューが掲載されています。

「シマノグリーピア国際ロード」は、内外の選手たちによって競われた国際ロードレースのレポートです。

「女性はいかにして健康な体と精神を保つのか」は、アメリカ在住の筆者による「女性はいかにして健康な体と精神を保つのか」ということについての私的考察を述べています。

「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はSWワタナベのスポルティーフです。解説文では、オーナーとサイクリングとの出会いや自転車に接するスタンスなどについて綴っています。自転車とそのディテールについては、14点の写真とその解説文で知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「機能美の探求」となっています。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回のコースは、南八ヶ岳林道を紹介しています。

「TOUR DE FRANCE 91」は、この年のツール・ド・フランスのレースレポートです。前編となる今回は、第18~22ステージまでのレースレポートと、この年のツールの総括を掲載しています。

「世界で戦う選手たちの残像」は、したら・じゅん子氏による世界選手権の見聞録です。

「出羽を巡る峠たち」は、ツーリングガイド紀行の連載です。今回は、大峠・板谷峠・背あぶり峠・山刀伐峠・福舟峰・猿羽根峠を紹介しています。

「イーハトーブ・高原紀行」は、「風の又三郎」の映画を見た筆者が、宮沢賢治の心象風景を訪ねて、種山高原、荒川高原、早坂高原、平庭高原、田代平高原をカーサイクルキャンピングで回った旅紀行です。

「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は「風のたより・その4」と題して、筆者が友人とともに自転車イベントを企画・実施する話の4回目です。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「ケルビム・レーシングチーム」から記事が寄せられています。

「上海アレコレよもやま話」は、マエダ工業勤務の筆者による中国・上海の様子を伝えるレポートの連載です。最終回は、中国の自転車競技を含めたスポーツに対する力の入れ方と、当時の中国が抱える問題点を伝えています。

「原石の旅立ち」は、ベルギーへ自転車修業に旅立った橋川健選手によるレポートの連載です。今回は、チームメイトと自身のメンタルの差のことと、プロから声がかかっていることを伝えています。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号では、ミズノ「アルテポ」、ジャイアントのカーボンMTB、サンツアー「XC-PRO〈MD〉」等が紹介されています。

「エイドステーション」は、読者参加ページです。今回は、NC誌1987年3月号の「ニューパスハンティング」で取り上げられた「鷲峰山スカイライン」の実走レポートです。

1991年11月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「ネオコット」でした。

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