ニューサイクリング 1992年3月号(No333)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1992年3月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1992年3月号は、通巻333号です。

カラーの口絵は、「魔物について」「エポリューションテクニック ブリヂストンサイクル(株)」です。

333号の目次をページ順に追うと、

 16 最近のスポーツ車とこれから

 25 最速マシンへの挑戦

 31 ニューサイクリング読者ラリーのお知らせ

 32 西上州早春賦 Part II

 40 My Wayside 足引

 42 シクリズムキュービックレポート

 46 NC道案内

 52 スポーツサイクリングバイブル

 62 チャンピオンがやってきた

 70 私をとらえる魔物について

 82 情けない話(18)

 89 NC情報通

 92 戸田裕子のホップアップレディースノート

 96 NCクラブハウス

 99 モノディスプレイ

100 パターソンの絵

となっています。

主な記事を紹介すると、

「最近のスポーツ車とこれから」は、3月号から始まった「ニューバイシクルクライマックス'92」と題打ったシリーズ特集といえる記事です。今野製作所の今野仁氏による自転車の進化について、自転車の形態の変化やパーツの進化といった視点から考察しています。

「最速マシンへの挑戦」は、「ニューバイシクルクライマックス'92」の二つ目の記事です。シクロウネの今野義氏による自転車レース機材の変化について考察しています。

「西上州早春賦 Part II」は、筆者がサイクリング写真集団の事務局として活動されていた方とともに西上州サイクリングを行った時の回想録です。

「My Way Side」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「足引」です。

「シクリズムキュービックレポート」は、グランツールで活躍する選手たちに焦点を当てて紹介する連載です。今回は、ペドロ・デルガド選手を取り上げています。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回のコースは栃木県の安蘇山地を紹介しています。

「スポーツサイクリングバイブル」は、NCプロジェクトとして取り組んでいる連載です。今回は「どんな自転車を買ったらいい?」と題して、走り方やジャンル別に自転車の選び方をオーダーの失敗事例を挙げて解説しています。

「チャンピオンがやってきた」は、シクロクロスのチャンピオンであるオランダのリシャール・グロネンダール選手を、ホームステイ先として受け入れたホストファミリーによるステイ期間中の顛末記です。

(注)本文のサブタイトルでは「ホームステイ顚末期」と記されています。

「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はアルプスのランドヌーズです。解説文では、オーナーのサイクリングや自転車いじりのことについて綴られています。自転車とそのディテールについては、15点の写真とその解説文で知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「部品の改造、自作そして特注」となっています。

「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は「ショーがあるから仕様がない・II」と題して、前回に引き続いて東京で開催された自転車展の筆者的視点での感想を述べています。

「戸田裕子のホップ アップ レディースノート」は、前年にアメリカで1年間レース体験を積んできた筆者による女性レーサーにスポットを当てた連載です。今回は、助産師をしながら自転車レースやトライアスロンに挑戦している女性を紹介しています。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「園部自転車行脚倶楽部」から記事が寄せられています。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号では、ティグの「チタニウムフレーム」やMBKの「'97ラインナップ」等が紹介されています。

「パターソンの絵」は、フランク・パターソンが描いた絵を、その時代背景も含めて語っている今井彬彦氏による解説文です。

1992年3月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「サスペンションフォーク」でした。

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