ニューサイクリング 1992年4月号(No334)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1992年4月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1992年4月号は、通巻334号です。
カラーの口絵は、「魔物について」「エポリューションテクニック (株)シマノ」です。
なお、目次には出ていませんが、カラーページには「コンパクトサイクルフェアー」と題した記事が掲載されています。
334号の目次をページ順に追うと、
20 最速マシンへの挑戦
24 混沌の中から
28 自転車雑考
30 原 宣功のMTBワールド
40 いやしい探検隊北へ
48 スポーツサイクリングバイブル
60 NC道案内
66 たっくんのメカニカルリポート
72 My Way Side 千本桜
74 シクリズムキュービックレポート
77 ニューサイクリング読者ラリーのお知らせ
78 私をとらえる魔物について
90 情けない話(19)
96 NCクラブハウス
100 戸田裕子のホップアップレディースノート
102 NC情報通
109 モノディスプレイ
となっています。
主な記事を紹介すると、
「最速マシンへの挑戦」は、「ニューバイシクルクライマックス'92」と題打った連載シリーズです。今回は「ステップI レーサーの形、重量、素材について」と題して、それぞれの要素についてシクロウネの今野義氏が解説しています。
「混沌の中から」は、「ニューバイシクルクライマックス'92」二つ目の記事です。ズノウバイシクルの蔭山照雄氏によるレーシングバイシクルの将来の方向性について考えていることを綴っています。
「自転車雑考」は、自転車乗車時の姿勢について孫娘の一言をきっかけに考えさせられたことを綴ったエッセイです。
「原 宣功のMTBワールド」は、当時アメリカで人気の高かったMTBトップライダーの紹介やMTBライディングについて綴っています。
「いやしい探検隊北へ」は、大学サイクリング部OB5人による、下北半島から十和田湖、北上山地を辿って秋田県の湯沢までのツーリング道中記です。
「スポーツサイクリングバイブル」は、NCプロジェクトとして取り組んでいる連載です。今回は「自転車を使いこなす」と題して、自転車を乗りこなすために必要な要素を解説しています。
「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回のコースは北海道の積丹逍遥を紹介しています。
「たっくんのメカニカルリポート」は、各種自転車パーツを紹介テストしていく連載コーナーです。今回は、「靴、ペダル、そして足回りの話」と題打ってペダルやシューズ、またその周辺のパーツについて筆者の使用感も含めレポートしています。
「My Way Side」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「千本桜」です。
「シクリズムキュービックレポート」は、グランツールで活躍する選手たちに焦点を当てて紹介する連載です。今回は、リュック・ルブラン選手を取り上げています。
「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はシクロサロンのクラブモデルです。解説文では、オーナーのサイクリングライフや自転車・部品の好みなどについて綴られています。自転車とそのディテールについては、14点の写真とその解説文で知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「サンツアー・シュパーブ・プロ」となっています。
「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は「ランドヘイの花火・I」と題して、筆者が世界選手権に出場するシクロクロス日本チームの監督として参加した顛末を綴った話です。今回は、監督を引き受けた顚末とすぐに発生した機材運搬問題の話です。
「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「ペンギンサイクリングクラブ」から記事が寄せられています。
「戸田裕子のホップ アップ レディースノート」は、前年にアメリカで1年間レース体験を積んできた筆者による女性レーサーにスポットを当てた連載です。今回は、子育てををしながらレースを続けるお母さん登録選手を紹介しています。
「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号では、メリダの「スパノーバシリーズ」やアレックス・モールトンの「AM-GT」等が紹介されています。
1992年4月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「マウンテンバッグ」でした。
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