ニューサイクリング 1992年9月号(No339)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1992年9月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1992年9月号は、通巻339号です。
カラーの口絵は、「魔物について」「シマノリエックス92」「ミヤタアルフレックスカップ92」です。
339号の目次をページ順に追うと、
12 林道王国・秋田を往く
22 私をとらえる魔物について
34 NC道案内
40 情けない話(24)
46 スポーツサイクリングバイブル
58 サイクルトレッキング
60 ミヤタアルフレックスカップ
61 シマノリエックス
62 権兵衛カップ'92
68 たっくんのメカニカルリポート
74 マスプロ車のチューンを楽しむ
76 SWATへの誘い
84 NCエイドステーション
88 My Wayside 要石
90 戸田裕子のホップアップレディースノート
92 NCクラブハウス
95 情報通
97 モノディスプレイ
となっています。
主な記事を紹介すると、
「林道王国・秋田を往く」は、キャンピングカーにMTBを載せて秋田県の五つの林道を走りに行った、カーサイクルキャンピング紀行です。
「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はランドヌーズです。解説文では、オーナーの自転車遍歴と自転車店との付き合いについて綴られています。自転車とそのディテールについては、15点の写真とその解説文で知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「ライティングシステム」となっています。
「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回は、福島県・新潟県に跨る、林道本名津川線を紹介しています。
「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は「ランドヘイの花火・VI」と題して、筆者が世界選手権に出場するシクロクロス日本チームの監督として参加した顛末を綴った話です。今回は、監督会議への不安や使用するタイヤの問題。そして大原選手の落車負傷による周囲への影響などを綴っています。
「スポーツサイクリングバイブル」は、NCプロジェクトとして取り組んでいる連載です。今回は「ツーリングモデル」と題して、ツーリングモデルに要求される要件をソフト面やフレームスケルトンの面などから考察しています。
「サイクルトレッキング」は、相模原・津久井周辺で行われたサイクリングイベントの取材記事です。
「ミヤタアルフレックスカップ」は、群馬CSCで開催されたロードレースのレースレポートです。
「シマノリエックス」は、長野県の小海リゾートで開催されたMTBレースのレポートとキッズクラスの全リザルト紹介です。
「権兵衛カップ'92」は、伊那・木曽間にある権兵衛峠を使ったレースの、主催者による裏話とアナウンサー車を運転したコミッセールによるレースレポートです。
「たっくんのメカニカルリポート」は、各種自転車パーツを紹介テストしていく連載コーナーです。今回は、ディスクブレーキを取り上げています。
「マスプロ車のチューンを楽しむ」は、ブリヂストンのグランテックを素材にチューンした製作記とその試乗記となっています。
「SWATへの誘い」は、筆者がSmall Wheel All Terrain Bikeと呼ぶミニベロを取り上げて、ハードウエア・ソフトウエア両面から考察しています。
「NCエイドステーション」は、6・7月号の特集「われらツーリング車を語る」の読後感を寄せた読者からの投稿を紹介しています。
「My Way Side」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「要石」です。
「戸田裕子のホップ アップ レディースノート」は、前年にアメリカで1年間レース体験を積んできた筆者による女性レーサーにスポットを当てた連載です。今回は、シクロクロスのレース参加を楽しんでいる女性レーサーを紹介しています。
「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「福島むじなツーリングクラブ」から記事が寄せられています。
「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は三ヶ島製作所とSRサンツアーが共同開発したクリップレスペダルや、ブリヂストンの「ワイルドウエスト」車種追加、パナソニックの500台限定ATB「MR-V」等を紹介しています。
1992年9月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「S-1装着シリーズ」でした。
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