ニューサイクリング 1993年5月号(No347)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1993年5月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1993年5月号は、通巻347号です。

カラーの口絵は、「魔物について」「OZサイクル'93」です。

347号の目次をページ順に追うと、

 12 緊急座談会・山でのMTB問題

 16 「山とサイクリング」私の考え

 26 いつまで続くマウンテンバイクブーム

 30 情けない話(32)

 38 私をとらえる魔物について

 50 菊代のヨチヨチサイクリング

 57 My Wayside 俗(ならわし)

 60 山本秀男のエッセイ風MONO学

 70 湯が島OFF顚末記

 76 第18回チャレンジサイクルロードレース

 86 NC道案内

 92 第1回OZサイクル'93

 96 NCクラブハウス

 98 モノディスプレイ

100 情報通

となっています。

主な記事を紹介すると、

「緊急座談会・山でのMTB問題」は、5月号の特集記事のひとつです。ここでは、当時問題となっていた山中のMTB走行について識者4名による座談会が行われています。

「「山とサイクリング」私の考え」は、5月特集のひとつで、読者からの意見投稿です。

「いつまで続くマウンテンバイクブーム」は5月号特集三つ目の記事で、サイクリストによるMTB乗りに対する意見と、サイクリストとハイカーの共存について提起しています。

「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は先月に引き続いて「やばいぜ! MTB」という題で、筆者が行った森林インストラクターへのアンケートの結果とそれに対する筆者の思いを綴っています。

「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はアレックス・サンジェのランドヌーズです。解説文では、オーナーの自転車遍歴やものに対するこだわり、掲載車の製作にあたってのエピソード等が綴られています。自転車とそのディテールについては、17点の写真とその説明文で知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「アレックス・サンジェのカタログ・モデル」となっています。

「菊代のヨチヨチサイクリング」は、奇術師と居酒屋の女主人という顔を持つ女性サイクリストが一人で北海道を旅したサイクリング紀行です。

「My Way Side」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「俗」です。

「山本秀男のエッセイ風MONO学」は、サイクリストにとっての道具選びの方法論をエッセイ形式で綴っていく連載です。今回は「QRホイールの受難」と題してホイールのクイックレリーズについて書いています。

「湯が島OFF顚末記」は、パソコン通信のグループがオフ会を開催した顛末を報告しているイベントレポートです。

「第18回チャレンジサイクルロードレース」は、未登録レースとして人気の高い「チャレンジロード」開催当日に、編集部が上位入賞者へ「ステップアップをどう考えているか」といった問いに対するコメントをまとめた記事です。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回は「越中谷底紀行1」と題して、富山県の立山を見ながらのワインディングロードを紹介しています。

「第1回OZサイクル'93」は、オーストラリアで開催予定のロードレースの紹介と、参加・観戦観光ツアー募集記事です。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「サンライズ ATB クラブ」から記事が寄せられています。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、ソローニュの革製マッドフラップとフロントバック、ソービッツの「スーパー80ダイナモ等を紹介しています。

1993年5月号の裏表紙広告は、「ファットタイヤサーキット」レース告知でした。

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