ニューサイクリング 1993年6月号(No348)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1993年6月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1993年6月号は、通巻348号です。

カラーの口絵は、「魔物について」「新・Steel Motion」です。

348号の目次をページ順に追うと、

 12 対馬の海道

 32 中堀君のミニミニ大作戦

 40 那須の山中にて

 45 My Wayside 八王子山

 46 私をとらえる魔物について

 58 ガイド風16インチ木曽路散歩

 65 バイシクルパーツジグザクその1

 73 ハブの話

 76 思い出すままに

 79 HUBよろずばなし

 86 NC道案内

 92 情けない話(33)

 96 NCクラブハウス

 98 情報通

100 モノディスプレイ

となっています。

主な記事を紹介すると、

「対馬の海道」は、東京から輪行で福岡へ移動し、博多港から対馬へ渡って島一周を走破。帰路で壱岐にも立ち寄って走った後に、呼子から唐津へ走ったサイクリング紀行です。

「中堀君のミニミニ大作戦」は、スポーツカーの後席に搭載する目的で始めた20インチのミニベロ製作記です。

「那須の山中にて」は、会津落合周辺の林道や峠を訪れたサイクリングの際に印象に残った場所での記憶を綴った回想録です。

「My Way Side」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「八王子山」です。

「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はクラブモデルです。解説文では、オーナーの自転車趣味のことや掲載車の改装歴等が綴られています。自転車とそのディテールについては、14点の写真とその説明文で知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「ブルーメルのガードについて」となっています。

「ガイド風16インチ木曽路散歩」は、馬籠・妻籠周辺をミニベロで巡ったサイクリング紀行です。

「バイシクルパーツジグザクその1」は、スポーツ自転車の変遷をテーマにレポートする企画です。今回のテーマは「ハブ」で、時系列的な流れや機能・構造の変化の視点から様々なハブを紹介しています。

「ハブの話」は、自転車技術研究所の井上重則氏によるハブの回転部分、スポークとホール数、フランジサイズについて言及した話です。

「思い出すままに」は、植原郭氏が港サイクリングクラブと関りを持つようになったころからの自転車とその装着ハブについての想い出を綴っています。

「HUBよろずばなし」は、NCTCの前田守一氏による、「ハブ」という言葉の持つ意味やハブにまつわる諸々の話を綴っています。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回は、新潟県の林道小佐渡線を紹介しています。

「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は先月に引き続いて「やばいぜ! MTB」という題で、MTBのフィールドである山道とそこでの問題点について言及しています。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「茅ヶ崎サイクリング クラブ」から記事が寄せられています。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、MBKのロードレーサーとMTB。製品ではありませんが、パールイズミのウエア類に使用されている化学繊維素材を紹介しています。

1993年6月号の裏表紙広告は、ミヤタ「スーパーリッジランナー」でした。

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