ニューサイクリング 1993年7月号(No349)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1993年7月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1993年7月号は、通巻349号です。

カラーの口絵は、「魔物について」「'93国際サイクルロードレース東京大会」です。

349号の目次をページ順に追うと、

 12 出戻りサイクリスト変身潭

 26 山本秀男のエッセイ風MONO学

 38 雨は私のせいなのか?

 46 クリテリウムはいとおかし

 53 My Wayside 流線形

 54 NC道案内

 64 私をとらえる魔物について

 76 情けない話(34)

 84 自転車部品発掘心得

 91 マスコミにも問題がある

 92 エイドステーション

 94 NCクラブハウス

 97 モノディスプレイ

 99 情報通

100 第7回クラシック自転車コンテスト

となっています。

主な記事を紹介すると、

「出戻りサイクリスト変身潭」は、アメリカの新聞社に入社した元サイクリストの日本人記者が、再びアメリカで自転車に乗り始めた顚末と、地元のクラブに入って走ることで知ったアメリカでのサイクリング事情を綴っています。

「山本秀男のエッセイ風MONO学」は、サイクリストにとっての道具選びの方法論をエッセイ形式で綴っていく連載です。今回は「ポケット化が進行!?自転車用バッグは目下多様化中」と題して、様々なタイプの自転車用バックを取り上げています。

「雨は私のせいなのか?」は、長野県伊那市で開催された「オープンクリテリウムFJCPカップ'93」のレース観戦レポートです。

「クリテリウムはいとおかし」は、「たっくんのレースリポート」シリーズで、今回は「オープンクリテリウムFJCPカップ'93」のレース参戦レポート前編です。

「My Way Side」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「流線型」で、普段とちょっと視点の違った話です。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回は、長野県の広域基幹林道陣馬形線を紹介しています。

「私をとらえる魔物について」は、愛好家にとっての「魔物」といえる自転車を紹介していく連載です。今回はクラブモデルです。解説文では、オーナーの仕事のことや掲載車をイギリスの自転車店で入手したいきさつ等が綴られています。自転車とそのディテールについては、16点の写真とその説明文で知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「ダブル・コグについて」となっています。

「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は「高尾山クローズド」という題で、高尾山のMTB乗り入れ規制を機に高尾山のレンジャーにインタビューを行ったことと、現地を訪れた筆者の感想を述べています。

「自転車部品発掘心得」は、当時人気が出てきていた、いわゆる古物自転車部品を自転車店を巡って発掘(発見・購入)するためのノウハウを紹介しています。

「マスコミにも問題がある」は、新聞に投書された問題に対するマスコミの取り上げ方に意見しています。

「エイドステーション」は、読者参加の紙面です。今回は、栃木の尾頭峠の実走レポートと、山梨の鳥坂峠周辺情報の2件が読者から寄せられています。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「らくだサイクリング クラブ」から記事が寄せられています。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、パナソニックのJリーグバージョンATBや、LOOKの新フレーム「KG196」「KG186」等を紹介しています。

「第7回クラシック自転車コンテスト」は、上野公園の自転車月刊中央大会の会場で開かれたコンテストの取材記事です。

1993年7月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「クロスロード」でした。

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