ニューサイクリング 1993年9月号(No351)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1993年9月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1993年9月号は、通巻351号です。

カラーの口絵は、「シマノリエックスMTBクロスカントリー」「小熊黒沢林道」です。

351号の目次をページ順に追うと、

 12 釣瓶落峠

 28 SPORTIFS

 42 NC道案内

 52 山本秀男のエッセイ風MONO学

 64 忘れえぬ旅

 74 ウオッチング MTBイベントにて

 78 情けない話(36)

 84 NCクラブハウス

 86 NCエイドステーション

 89 モノディスプレイ

 90 情報通

 92 My Wayside 忘れられた音

となっています。

主な記事を紹介すると、

「釣瓶落峠」は、白神山地の青森と秋田の県境にある「釣瓶落峠」を目指して走ったサイクリング紀行です。

「SPORTIFS」は、NC誌メカニカルアドバイザーである新田眞志氏が前号で紹介した「トレッキングバイク」に続き、今回は快走モデルとして、ロードレーサーとの違いなどを上げながら「スポルティフ」を取り上げて検証・解説しています。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回は、愛知県・長野県にまたがる茶臼山高原道路を紹介しています。

目次には掲載されていませんが、50・51ページには「Information Opinion Basket」というページがあります。「サイクリストに役立つかもしれないフィーチュア」と題して、イベント情報やインタビュー記事が掲載されています。今回は、世間でのブームのこと等。リレーインタビューは、今野製作所の今野仁氏です。

「山本秀男のエッセイ風MONO学」は、サイクリストにとっての道具選びの方法論をエッセイ形式で綴っていく連載です。今回は「パラフィン・ワックスで潤滑」と題して、チェーンのパラフィンワックスによる潤滑方法を紹介しています。

「忘れえぬ旅」は、長谷川自転車商会の長谷川弘氏による5日間の津軽・下北サイクリング紀行です。

「ウオッチング MTBイベントにて」は、「オフロード走行に役立つテクニックを盗め」をテーマに、プロのテクニックやビギナーの失敗例などを挙げてオフロード走行のポイントを解説しています。

「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。今回は「日本人ならやれるI」という題で、当時不況だったころの話と筆者の過去体験を綴っています。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「秩父サイクリング・クラブ」から記事が寄せられています。

「NCエイドステーション」は、読者参加の紙面です。今回は、ミニベロのデモンタブルをオーダーした報告と、NC誌の編集方針に対する意見と期待を寄せた投稿となっています。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、ヤマハ発動機の電動アシスト自転車「パス」や横浜ゴムのマウンテンバイク「アスクルMA-062、MC-052」等を紹介しています。

「My Way Side」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「忘れられた音」です。

1993年9月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「クロスロード」でした。

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