ニューサイクリング 1994年11月号(No365)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1994年11月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1994年11月号は、通巻365号です。

カラーの口絵は、「まものたち」です。

365号の目次をページ順に追うと、

 13 ツーリング 私の世界

 20 甑峠と与蔵峠

 32 たっくんのレースリポート 夏はベルギーでチョメチョメ話〈Part1〉

 38 都会人たちへの旅報告 その3〈多賀奥に廃村累累〉

 46 まものたち

 58 千国古道 塩の道

 68 第11回シマノ鈴鹿ロード

 74 NCクラブハウス

 76 エッセイ風フォト紀行 南会津の秋

 80 Information Opinion Basket

 82 情報通

 83 モノディスプレイ

となっています。

主な記事を紹介すると、

「ツーリング 私の世界」は、9月号まで掲載されていた、いろいろなタイプのサイクルツーリスト達の経験と知識に裏付けられた提案によって、サイクルツーリングの幅の広さとバラエティを知ってもらおうという企画「ツーリングのすすめ」の続編といえる企画です。今回は、神奈川県サイクリング協会設立に参画した山中氏に話をうかがっています。

「甑峠と与蔵峠」は、晩秋の頃に山形県の出羽山地の峠越えツーリングを行ったサイクリング紀行です。

「たっくんのレースリポート 夏はベルギーでチョメチョメ話〈Part1〉」は、3度目のベルギー遠征となった筆者のベルギーでのレース参戦やフレディ・マルテンスに出会った話を伝えています。

「都会人たちへの旅報告 その3〈多賀奥に廃村累累〉」は、東京から琵琶湖のほとりに居を移した筆者が、彦根や多賀周辺を走り回った時のことを報告しています。

「まものたち」は、愛好家にとっての「魔物」といえるマニアックな自転車を紹介していくコーナーです。今回紹介するのは、イラストレーターの大澤まみさんが所有するアレックス・サンジェのイル・ドゥ・フランスです。自転車の詳細は、「オーナーのことば」。19点の写真とその説明文、仕様書によって知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「亀甲のパターンに関する考察」となっています。

「千国古道 塩の道」は、パソコン通信を媒体とする自転車倶楽部のメンバーが、千国街道の旧道を全区間通して走ってみようという企画の実行報告です。今回は前編として、事前準備としての資料整備と検証のこと。そして実走は、松本から白馬までの道のりを報告しています。

「第11回シマノ鈴鹿ロード」は、鈴鹿サーキットで開催されたロードレースの見聞録と、各クラス3位までのリザルトが掲載されています。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「愛媛大学サイクリング部」から記事が寄せられています。

「エッセイ風フォト紀行」は、写真と文章によるサイクリング紀行です。今回は「南会津の秋」と題し、ソロツーリングで南会津の峠をいくつか越えた時の話です。

「Information Opinion Basket」は、「サイクルツーリストに役立つかもしれないコラム」で、自転車に関する情報や意見、インタビュー記事等が掲載されています。今回は、ヘルメット着用に関する当時の筆者の意見。リレーインタビューは、会社員サイクリストを紹介しています。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、インターサイクルのランドギア各車を紹介しています。

1994年11月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「レイダックSE」でした。

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