ニューサイクリング 1994年12月号(No366)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1994年12月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1994年12月号は、通巻366号です。

カラーの口絵は、「René HERSE」です。

366号の目次をページ順に追うと、

 13 サイクリング私の世界

 18 とれとればいく94-95

 22 たっくんのレースリポート 夏はベルギーでチョメチョメ話〈Part2〉

 30 133歳のペアが行く 千曲川・信濃川下り476km〈前編〉

 42 総括・René HERSE LONGCHAMP

 56 千国古道 塩の道(II)

 66 山本秀男のエッセイ風MONO学 11

 72 エッセイ風フォト紀行 夜祭りの印象

 76 Information Opinion Basket

 78 NCクラブハウス

 81 情報通

 82 モノディスプレイ

 84 1994年総目次

となっています。

主な記事を紹介すると、

「サイクリング 私の世界」は、9月号まで掲載されていた、いろいろなタイプのサイクルツーリスト達の経験と知識に裏付けられた提案によって、サイクルツーリングの幅の広さとバラエティを知ってもらおうという企画「ツーリングのすすめ」の続編といえる企画です。今回は、山岳サイクリング研究会代表の須山氏に話をうかがっています。

「とれとればいく94-95」は、「ルート探しサイクリング」と称するラリーレイドイベントのシリーズ戦を開催するにあたっての事前準備のことについて綴っています。

「たっくんのレースリポート 夏はベルギーでチョメチョメ話〈Part2〉」は、3度目のベルギー遠征となった筆者によるベルギーレポートです。今回は、フランダース地方の文化や選手のことについて伝えています。

「133歳のペアが行く 千曲川・信濃川下り476km〈前編〉」は、二人合わせて133歳となるペアが、千曲川と信濃川沿いに川下りサイクリングを行った紀行文です。前半となる今回は、東京から輪行で辿り着いた野辺山を出発して長野市まで走行。ここで自転車を預け、いったん帰京するまでです。

「総括・René HERSE」は、隔月の連載です。この企画は単なるノスタルジーでなく、エルスが目指したスポーツ車の思想とその表現を考えると同時に、それを乗り越えた新しいタイプのスポーツ車の創造を、メーカー、ビルダー、サイクリストに追及してほしいという念願をNC誌が込めているということです。今回は、山本郁久氏によるエッセイ「私とエルス」。紹介する1台は、かつて加藤一画伯が所有していたエルス。新田眞志氏による「R.HERSEカタログ5」としてロンシャンを取り上げた3本の記事となっています。

「千国古道 塩の道」は、パソコン通信を媒体とする自転車倶楽部のメンバーが、千国街道の旧道を全区間通して走ってみようという企画の実行報告です。今回は後編として、白馬からゴール地点となる国道8号線、かつての千国街道と北国街道の交差点までの道のりを報告しています。

「山本秀男のエッセイ風MONO学」は、サイクリストにとっての道具選びの方法論をエッセイ形式で綴っていく連載です。今回は「リムテープ」と題して、リムの形状とリムテープの適合性について検証しています。

「エッセイ風フォト紀行」は、写真と文章によるサイクリング紀行です。今回は「夜祭の印象」と題し、12月に埼玉県の秩父で行われる夜祭見物サイクリングに出かけた時の話です。

「Information Opinion Basket」は、「サイクルツーリストに役立つかもしれないコラム」で、自転車に関する情報や意見、インタビュー記事等が掲載されています。今回は、自転車文化についての話題を2件。リレーインタビューは、サラリーマンサイクリストを紹介しています。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「エアロセプシーあづみのパールイズミ」から記事が寄せられています。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、セイコーの「セイコースポーツ ランドマスター 純チタンモデル」や日本クリエイティブコンセプトの「ロッキングアラーム」等を紹介しています。

「1994総目次」は、NC誌1994年1年間の掲載タイトルをジャンル別に分類し、一覧形式にまとめたものです。

1994年12月号の裏表紙広告は、丸石「エンペラー701T-F」でした。

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